こんにちは!Morikaです。
東京と那須でDuallife(二拠点生活)を始めて6年目。
実体験をもとに、二拠点生活や暮らしの工夫を発信しています。
・Xで最新情報を発信しています
・自己紹介はこちら
・我が家で実際に使っている愛用品はこちら
※アフィリエイト広告があります。
「二拠点生活をしてみたいけれど、車がないと無理ですか?」
先日、オンラインイベントでそんな質問をいただきました。
たしかに、二拠点生活を始める前は、移動手段が気になりますよね。
特に東京と那須のように、都会と自然の多い地域を行き来する場合、
「車がないと生活できないのでは?」
「新幹線で行けても、那須に着いてからどうするの?」
「買い物や子どもの遊び場への移動は?」
といった疑問が出てきます。
先に結論をお伝えすると、
車がなくても二拠点生活はできると思います。
ただし、住む場所や生活スタイルによって、難易度はかなり変わります。
我が家は東京と那須の二拠点生活を始めて6年目になります。
そして、我が家の場合は、今のところ車なしの二拠点生活はかなり大変だと感じています。
東京から那須への移動は車。
那須に着いてからの買い物も車。
道の駅に行くのも車。
子どもたちとレジャー施設へ行くのも車。
病院へ行くときも車。
つまり、我が家の那須生活は、かなり車に支えられています。
一方で、那須には新幹線が通っていて、バスもあります。
2026年現在、東京から那須塩原駅までは東北新幹線でアクセスでき、
那須町観光協会も東京・那須塩原間を「なすの」で約75分と案内しています。
では、なぜ我が家は車を使うのでしょうか。
今回は、実際に6年間、東京と那須を行き来してきた経験から、
二拠点生活は車なしで可能なのか、
車がある場合とない場合で何が変わるのかを、
かなりリアルにお話しします。
これから二拠点生活を考えている方、
特に子育て家庭の方の参考になればうれしいです。
二拠点生活は車なしでもできる?
まず、一番気になるところから。
車なしでも二拠点生活は可能です。
ただし、私は「誰でも簡単にできる」とは思いません。
むしろ、
住む場所によっては、車があるかないかで二拠点生活の快適さが大きく変わります。
ここがポイントです。
例えば、那須塩原駅から徒歩圏内のマンションに住んでいて、
駅の周辺で生活が完結するのであれば、車がなくてもそれほど困らないかもしれません。
新幹線で東京へ出やすい。
駅から徒歩で買い物できる。
公共交通機関で病院へ行ける。
必要なときだけタクシーを使う。
このような生活なら、
車を持たないという選択肢も十分考えられます。
一方で、
我が家のように那須高原の自然の中で生活するスタイルになると、
話が変わってきます。
家からスーパーまで車で15分。
道の駅へ行く。
観光施設へ行く。
子どもを遊びに連れて行く。
薪を買う。
家のメンテナンス用品を買う。
こうした日常の一つひとつで車が必要になります。
だから、二拠点生活で車が必要かどうかを考えるときは、
「那須に車が必要か?」
ではなく、
「自分が選ぶ二拠点目の家から、生活に必要な場所へどう移動するのか?」
と考えるのがおすすめです。
我が家は東京から那須まで車で移動
我が家の場合、東京から那須までの移動は基本的に車です。
二拠点生活を始めて6年。
今では、金曜日の夜になると、
「そろそろ那須へ行く時間だな」
という感じで、かなり生活の一部になっています。
ただし、東京から那須へ車で移動するときに、一つ大きな問題があります。
それが、渋滞です。
特に週末の高速道路は混みます。
せっかく週末を那須で過ごすのに、土曜日の午前中に出発して渋滞にはまると、
それだけでかなり疲れてしまいます。
着いたらもう午後になってしまう時もあります。
そこで我が家がしているのが、
金曜日の夜に出発すること。
そして、
日曜日のお昼ごろに東京へ戻ること。
です。
金曜日の夜に仕事や学校が終わってから出発するので、もちろん疲れます。
でも、昼間の渋滞に巻き込まれながら移動するより、
我が家にとってはこのスタイルのほうが合っています。
那須に到着するころには子どもたちは寝ていることもあります。
そして土曜日の朝は、那須で目覚める。
これが二拠点生活の楽しみの一つです。
東京ではなく、自然の中で週末が始まります。
なぜ那須では車が必要なのか
東京で暮らしていると、車がなくてもそれほど困りません。
駅まで歩けば電車があります。
スーパーも近くにあります。
コンビニもあります。
病院もあります。
子どもの習い事も電車や徒歩で行けます。
タクシーも比較的すぐに見つかります。
ところが、那須では事情が違います。
もちろん、那須にも公共交通機関はあります。
ただ、我が家の生活圏では「歩いてすべてを済ませる」という暮らし方は難しいと感じています。
例えば、スーパー
我が家からスーパーまでは車で約15分です。
距離だけを見ると、
「15分なら近いじゃない?」
と思うかもしれません。
でも、徒歩で毎回買い物に行く距離ではありません。
しかも、子ども3人を連れて買い物をすることもあります。
さらに、二拠点生活では、
「週末だけ使う家」
という事情があります。
東京から那須へ行くときに、食材をすべて持っていくこともできます。
でも、毎回すべてを東京から運ぶのは大変です。
那須に着いてから、
「牛乳がない」
「卵を買い忘れた」
「明日の朝食が足りない」
となることもあります。
そんなとき、車があると非常に楽です。
「ちょっとスーパーへ行ってくる」
ができます。
この「ちょっと」が、車のある生活では大きいのです。
那須の道の駅へ行くにも車
二拠点生活をしていて、私が好きなのが道の駅です。
那須周辺には、地元の野菜や果物などを購入できる場所があります。
東京のスーパーでは見かけないような野菜が並んでいることもあります。
旬のものを見つけると、
「今日はこれを買って帰ろう」
と、ついつい買ってしまいます。
二拠点生活を始めると、こうした地元ならではの買い物も楽しみになります。
これが当たり前になっています。
ただし、ここでも車があると便利です。
野菜や果物を買う。
お土産を買う。
子どもが欲しがるものを買う。
そして、それらを車に積んで帰る。
もし公共交通機関だけで移動するなら、
「何をどれだけ買うか」
も考える必要が出てきます。
車生活では、
「おいしそうだから買ってみよう」ができます。
この自由度は意外と大きいです。
子どもとのレジャーも車が便利
我が家には子どもがいるので、週末に那須へ行ったら、
家でずっと過ごすわけではありません。
天気がよければ、
「今日はどこへ行こう?」
となります。
那須には自然を楽しめる場所や、
子どもと遊べる施設があります。
そうした場所へ行くときにも、我が家では車を使います。
東京のように、
「駅から徒歩5分」
「次の電車が10分後」
という感覚ではありません。
目的地までの距離だけでなく、
公共交通機関の本数と、目的地までの最後の移動手段
まで考える必要があります。
車なら、
「今日はここへ行こう」
と決めたら、家から直接向かえます。
子どもが疲れたら、そのまま帰れます。
荷物が増えても大丈夫です。
雨が降ってきても、車なら移動しやすい。
子育て家庭にとって、この差はかなり大きいと思います。
車なしなら新幹線はかなり便利
では、車がない場合はどうでしょうか。
実は、東京と那須の移動だけを見ると、かなり便利です。
東京から那須塩原までは東北新幹線があります。

那須町観光協会の案内では、東京駅から那須塩原駅まで「なすの」で約75分です。
つまり、
東京駅
↓
新幹線
↓
那須塩原駅
というところまでは、かなりスムーズです。
車の運転もありません。
渋滞もありません。
子どもと一緒でも、新幹線の中で過ごせます。
大人にとっては、かなり魅力的です。
「車なしでも、東京から那須までは余裕じゃない?」
と思いますよね。
私もそう思います。
問題は、その先です。
那須塩原駅に着いてからが本番
二拠点生活で車なしを考える場合、重要なのは、
那須塩原駅に到着してからどうするか
です。
東京から那須塩原までは新幹線。
そこから家までどう移動するのか。
ここを具体的に考えておく必要があります。
我が家の場合、車があるので、那須塩原駅に到着したら車でそのまま移動できます。
でも車がなければ、電車やバス、タクシーなどを組み合わせることになります。
住む場所によっては、那須塩原駅からさらに移動が必要です。
そして、ここから一気に「都会とは違うな」と感じる場面が増えます。
公共交通機関は「ある」けれど、本数が重要
那須にもバスがあります。
例えば那須高原方面には路線バスがあります。
また、2026年4月1日から11月30日までは、
那須高原観光周遊バスも運行されています。
1回乗車は大人800円、小人400円、1日乗り降り自由の1DAYパスは1,500円です。
このように、
「那須にはバスがない」
わけではありません。
むしろ、観光であれば公共交通機関を上手に利用できます。
問題は、生活のために毎週利用する場合です。
観光なら、
「10時のバスに乗って、11時に目的地に着く」
という計画を立てればいい。
でも、生活になると、
「スーパーに行きたい」
「病院へ行きたい」
「子どもの迎えに行きたい」
「買い忘れたものがある」
など、予定外の移動が発生します。
このとき、バスの本数が少ないと一気に不便になります。
那須には「デマンド型交通」という選択肢もある
ここまで読むと、
「那須はバスの本数が少ないなら、やっぱり車がないと無理なのでは?」
と思うかもしれません。
でも、実は那須には、一般的な路線バスだけではなく、
予約して利用するデマンド型の交通サービスがあります。
これは、車なしで二拠点生活を考えるなら、ぜひ知っておきたい交通手段です。
那須町には「那須町デマンド型乗合交通」があり、利用者の予約に応じて、自宅側の停留所と指定された目的地側の停留所を結んで運行しています。
町民バスが通っていない地域でも利用できるのが特徴です。(那須町公式サイト)
つまり、
「バス停が家のすぐ近くにあるけれど、路線バスが頻繁に走っているわけではない」
という地域でも、選択肢になるわけです。
那須町デマンド型乗合交通の仕組み
利用するには、まず事前の利用者登録が必要です。
登録後、利用したい日の7日前から前日までに電話で予約します。
予約のあった停留所を結んで運行するため、予約のない便は運行されません。
利用料金は、2026年8月時点で次のようになっています。
- 一般(高校生以上):1回500円
- 小中学生:1回300円
- 60歳以上:1回300円
- 幼児:無料
- 条件に該当する障害者手帳等をお持ちの方:無料
事前に「利用登録票」を那須町のふるさと定住課へ提出し、
登録カードを発行してもらいます。
登録が完了してから予約して利用する仕組みです。(那須町公式サイト)
ここで重要なのは、
予約すれば必ず自宅の前まで来てもらえるタクシー、というものではないことです。
自宅側にも指定された停留所があり、登録時に案内される停留所から乗車します。
また、曜日や地域によって運行する目的地やルートが決まっています。
そのため、車なしで二拠点生活をするなら、
「自分の家の近くにどの停留所があるのか」
「スーパーや病院へ行く場合、どこまで行けるのか」
「自分が滞在する曜日に運行しているのか」
を、家を決める前に確認しておくことが大切です。
那須塩原市には「ゆーバス」と「ゆータク」がある
もう一つ知っておきたいのが、那須塩原市の地域公共交通です。
那須塩原市では、地域の通勤・通学、通院、買い物などを支えるために、
「ゆーバス」と「ゆータク」が運行されています。
名前がちょっとかわいいですが、
車なし生活を考える人にとっては、かなり実用的な交通手段です。
「ゆーバス」は、
決められたルートと時刻表に沿って走る小型のコミュニティバス。
一方の「ゆータク」は、
公共交通が不便な地域をカバーする予約制の乗合タクシーです。
つまり、
決まったルートを走る「ゆーバス」+予約して利用する「ゆータク」
という2つの仕組みがあります。
那須塩原市では、2026年4月1日改正のゆーバスのGTFSデータも公開されており、
Googleマップで経路検索ができるようになっています。(那須塩原市)
これは、車なしで那須周辺を移動したい人にとって、
以前より調べやすくなったポイントです。
「ゆーバス」は駅や公共施設などを結ぶ
ゆーバスは、決められた路線と時刻表に沿って運行しています。
黒磯線、西那須野線、塩原・上三依線などの路線があり、
主要駅や公共施設、温泉地などを結んでいます。
車がない場合、
「那須塩原駅まで新幹線」
↓
「駅からゆーバス」
というように、公共交通機関を組み合わせて移動することもできます。
ただし、ここでも注意したいのは、
自分が行きたい場所までバスが走っているとは限らないこと。
だからこそ、二拠点目の家を決める前に、実際の住所から、
「駅」
「スーパー」
「病院」
「子どもの遊び場」
までのルートを調べておくことをおすすめします。
「ゆータク」は予約制の乗合タクシー
さらに面白いのが「ゆータク」です。
ゆータクは、公共交通が不便な地域をカバーするための予約制の乗合タクシーです。
基本的には「バス停からバス停」への移動ですが、
日中の時間帯には「自宅から指定バス停」への移動も可能な仕組みがあります。
運行時間や対象エリアなどの条件があるため、利用前に最新情報を確認する必要があります。
予約は、利用日の1週間前から前日まで。
つまり、
「今日は天気がいいから、今からスーパーへ行こう!」
という使い方より、
「土曜日の午前中に買い物へ行きたいから、前もって予約しておこう」
という使い方に向いています。
ここが、普通のタクシーとは大きく違うところです。
ゆーバス・ゆータクは料金も比較的リーズナブル
料金も、車なし生活を考えるうえで重要です。
2026年8月時点では、ゆーバス・ゆータクの基本運賃は、
- 大人・高校生以上:1回200円
- 小中学生:1回100円
- 乳幼児:無料
となっています。
また、ゆーバス・ゆータク共通の1日乗車券は、大人400円、小中学生200円です。
例えば大人が、
「午前中に移動して、買い物をして、別の場所へ移動して、夕方に帰る」
という使い方をするなら、1日乗車券を検討するのもよさそうです。
もちろん、実際に利用するときは運行路線や時間、乗り継ぎを確認してください。
つまり、車なしでも「選択肢」は意外とある
こうして調べてみると、
「那須=車がないと何もできない」
というわけではありません。
新幹線があります。
路線バスがあります。
那須町にはデマンド型乗合交通があります。
那須塩原市にはゆーバスがあります。
さらに、ゆータクという予約制の乗合タクシーもあります。
必要に応じてタクシーやレンタカーを組み合わせることもできます。
つまり、
車を持たない場合は、複数の交通手段を組み合わせて生活することが可能です。
ただし、ここで我が家の話に戻ります。
我が家は、今でも車を使っています。
なぜなら、
「今日は道の駅へ行こう」
「スーパーに寄ろう」
「子どもたちを遊びに連れて行こう」
「ちょっと遠くまで行ってみよう」
という行動を、思いついたときにすぐできるからです。
デマンド交通やゆータクは便利ですが、事前登録や予約が必要です。
我が家のように、予定を細かく決めず、
その日の天気や子どもの気分で行き先を変更する生活には、やはり車のほうが合っています。
車なしの二拠点生活なら「家選び」がさらに重要
今回、改めて那須の公共交通を調べてみて思ったのは、
車なしで二拠点生活をするなら、交通手段そのものより「家の場所」が重要
ということです。
同じ那須でも、
駅やバス停に近い家
スーパーに行きやすい家
デマンド交通の停留所を利用しやすい家
公共交通機関のルート上にある家
では、暮らしやすさが大きく変わります。
逆に、どんなに素敵な別荘でも、
「駅から遠い」
「スーパーまで遠い」
「バスがほとんどない」
「デマンド交通の利用条件に合わない」
となると、車なし生活の難易度は一気に上がります。
二拠点生活の家を探すときは、家そのものだけを見るのではなく、
「この家から、車なしで1週間暮らせる?」
という視点で見てみることをおすすめします。
我が家は車中心の生活をしていますが、
もし最初から車なしで二拠点生活を始めるなら、今とは違う場所を選んでいたかもしれません。
それくらい、移動手段と家の場所はセットで考える必要があると思います。
もしこれから別荘や二拠点生活を検討するなら、
まずは「どこに買うか」を決める前に、
実際にいくつかのエリアに泊まってみることをおすすめします。
いきなり購入ではなく、
ふるさと納税の宿泊券などを使って「拠点生活」を体験してみると、
- 通いやすさ
- 過ごしやすさ
- 家族との相性
がリアルに見えてきます。
我が家の場合、スーパーまで車で15分
先ほども書きましたが、我が家からスーパーまでは車で約15分です。
バスという選択肢もあります。
ただし、我が家の生活圏では、バスの本数を気軽に使えるほど多くありません。
時間帯によっては、次のバスまでかなり待つことになります。
東京の感覚で、
「今から買い物に行こう」
と考えると、うまくいきません。
バスを使うなら、
「何時のバスに乗る」
「買い物を何分でする」
「帰りは何時のバスに乗る」
まで考える必要があります。
買い物そのものより、移動の計画に頭を使うことになります。
これが、車なし生活の大きな違いだと思います。
車なしなら「緻密な計画」が必要?
ここで、
「じゃあ、車なしの二拠点生活は毎回きっちり予定を立てないとダメなの?」
という疑問が出てきます。
答えは、
目的によります。
観光目的なら、ある程度計画したほうがいいと思います。
例えば、
午前中に観光施設
↓
昼食
↓
午後に別の観光地
↓
夕方にホテル
というように、バスの時間に合わせて動きます。
那須高原観光周遊バスを利用するなら、
運行ルートと時刻表を確認しておくことも大切です。
2026年度も夏ダイヤが設定されているため、
利用する時期に合わせて最新情報を確認したほうが安心です。
一方で、
「目的地を決めずに那須をぶらぶらしたい」
という過ごし方なら、車なしは少し難しくなります。
我が家はどちらかというと、
「今日は天気がいいから、あそこへ行こう」
「道の駅に寄ってみよう」
「ちょっと買い物して帰ろう」
という自由な動き方をします。
そのため、車がかなり便利なのです。
車があると「予定変更」が簡単
私は、二拠点生活において車の一番大きなメリットは、移動距離ではなく、
予定変更の自由さ
だと思っています。
例えば、土曜日の朝。
「今日は雨だから出かけるのをやめよう」
「やっぱり晴れてきたから行こう」
「子どもがあそこに行きたいと言っているから行こう」
こういう変更が簡単です。
車があれば、予定を変更しても、それほど問題ありません。
でも公共交通機関の場合、
「次のバスは何時?」
「その次は?」
「帰りのバスは?」
と考えます。
もちろん、公共交通機関に慣れている方なら問題ないでしょう。
でも、我が家は6年間車生活をしてきたので、
自由に移動できることに慣れてしまっています。
そのため、車なし生活を想像すると、かなり不便に感じます。
そして、私自身は運転できない
ここからが、我が家のちょっと特殊な事情です。
実は、私は運転できません。
つまり、我が家では夫が基本的に運転手です。
東京から那須へ行くときも夫。
那須で買い物へ行くときも夫。
子どもたちをレジャー施設へ連れて行くときも夫。
ほぼ夫が運転しています。
そう考えると、
「車があるから大丈夫」
というだけではありません。
正確には、
「夫が運転できるから、我が家の二拠点生活が車中心で成り立っている」
とも言えます。
これまであまり深く考えていませんでした。
ところが、ある出来事をきっかけに、この問題をかなり強く意識するようになりました。
二拠点生活で一番困った出来事
那須の家には薪ストーブがあります。
薪ストーブのある暮らしは、我が家にとって二拠点生活の楽しみの一つです。
ただし、薪を扱う以上、薪割りなどの作業もあります。
あるとき、薪割りをしていた際に、飛んだ木片が目に当たってしまいました。

その瞬間、目に激痛が走りました。
「これは病院へ行ったほうがいい」
そう思いました。
問題はここからです。
目が痛い。
しかも、見えにくい。
当然、私は運転できません。
そして、夫もその場を離れるわけにはいきません。
すぐに病院へ行きたい。
でも、自分では運転できない。
そこで、タクシーを呼ぶことにしました。
タクシーがすぐ来るとは限らない
東京で生活していると、
「タクシーを呼べば、すぐ来る」
という感覚があります。
もちろん東京でも時間帯によっては待ちます。
ただ、那須で同じ感覚を持っていると危険です。
そのときも、タクシーがなかなか来ませんでした。
そして、さらに焦ることがありました。
病院の診療時間が終わってしまいそうだったのです。
目が痛い。
早く診てもらいたい。
でも車を運転できない。
タクシーはなかなか来ない。
時間だけが過ぎていく。
これは、かなり不安でした。
結局、病院へ連絡して事情を説明しました。
そして、なんとか診療時間ぎりぎりに受付してもらうことができました。
幸い、大きな怪我にはならず、目薬を処方してもらい、その後は大事に至りませんでした。
翌日には普通に運転できる状態でした。
本当にホッとしました。
この出来事で夫もヒヤヒヤした
このとき、夫もかなり心配していました。
もし、
自分が運転できない状態になったら?
という問題です。
我が家の移動手段が、ほぼ夫の運転に依存していることが、
はっきり見えました。
今まで、
「車があるから大丈夫」
と思っていたけれど、実際には、
「夫が健康で、運転できるから大丈夫」
だったのです。
これは、二拠点生活を長く続けるうえで、
かなり大事なポイントだと思っています。
二拠点生活で考えておきたい「運転できない日」
二拠点生活をこれから始めるなら、
「車があるか」
だけではなく、
「車を運転できない日が来たら、どうするか」
まで考えておくことをおすすめします。
例えば、
・夫婦のどちらかが体調を崩した
・子どもが急に病院へ行くことになった
・車が故障した
・雪や悪天候で運転できない
・旅行先でレンタカーが必要になった
・高齢になって運転できなくなった
などです。
普段は問題なくても、緊急時には状況が変わります。
二拠点生活は、楽しいことが多い一方で、
「毎週末、必ず移動する」
という生活でもあります。
だからこそ、移動手段を一つだけに依存しないことは大切だと思います。
車なし二拠点生活なら、どう工夫する?
では、車を持たずに二拠点生活をするなら、どうすればいいのでしょうか。
私なら、最初から完全な車なしにするのではなく、
公共交通機関+タクシー+レンタカーなどを組み合わせます。
例えば、
東京
↓
新幹線
↓
那須塩原
↓
バス
↓
宿泊先
という移動。
そして、必要な日だけレンタカーを借りる。
これなら、
「車を所有するコスト」
を抑えながら、車の便利さも取り入れられます。
特に、
「毎週那須へ行くわけではない」
「二拠点目では観光が中心」
「駅から近い場所に住む」という人なら、
レンタカーという選択肢はかなり現実的だと思います。
車を持たずに二拠点生活を試したい方へ
いきなり車を購入するのではなく、
まずは新幹線+レンタカーで二拠点目を何度か訪れてみるのもおすすめです。
実際に生活してみると、
「ここは徒歩で大丈夫」
「ここはバスで行ける」
「この買い物だけ車が必要」
ということが見えてきます。
車を買う前に、自分たちの生活に本当に必要なのかを確認できます。
二拠点生活は、家だけでなく移動にもお金がかかります。
そのため、最初からすべて揃えるのではなく、
必要なものを一つずつ確認していくほうが失敗しにくいと思います。
車なし二拠点生活に向いている人
ここまで我が家の話を書きましたが、
私は車なしを否定しているわけではありません。
むしろ、次のような人なら、車なしでも十分可能だと思います。
1.駅から近い場所に住む人
これはかなり重要です。
新幹線の駅やローカル線の駅から近ければ、
移動の負担は大きく減ります。
駅から徒歩圏内にスーパーや飲食店があれば、さらに便利です。
2.観光中心で二拠点目を使う人
「週末はホテルのように家を使う」
「温泉に入って、カフェに行って、のんびりする」
という使い方なら、車なしでも楽しめると思います。
特に観光地なら、周遊バスなどを利用できる場合があります。
那須高原観光周遊バスのような交通手段もあるので、
観光目的なら事前にルートを調べておくと安心です。
3.タクシーを上手に使える人
毎回タクシーでは費用がかかります。
でも、
「病院のときだけ」
「荷物が多いときだけ」
「バスの時間が合わないときだけ」
という使い方なら、車を所有するより合理的なケースもあります。
4.買い物を計画的にできる人
車なしなら、買い物の方法も変わります。
ネットスーパーを利用する。
宅配を利用する。
東京から持っていく。
駅周辺で買う。
必要なときだけタクシーを使う。
こうした方法を組み合わせれば、車なしでも生活しやすくなります。
逆に車があったほうがいい人
一方で、次のような人は車があるほうが快適だと思います。
・自然の中にある家に住みたい
・駅から離れた場所に住む
・子どもと頻繁に出かける
・道の駅やスーパーへよく行く
・DIYや薪ストーブなど荷物が多い
・週末ごとに東京と地方を行き来する
・予定を細かく決めずに行動したい
・家のメンテナンス用品などを運ぶことが多い
特に子育て家庭の場合、荷物が多くなります。
子どもの着替え。
食材。
遊び道具。
雨具。
長靴。
買い物したもの。
これだけでも結構な量です。
車があると、多少荷物が増えても気になりません。
我は、いつか運転の勉強をしたい
そして今回の出来事を経験してから、
私は強く思うようになりました。
いつか長めの休みが取れたら、運転の勉強をしたい。
これまでは、
「夫が運転できるから大丈夫」
と思っていました。
でも、6年間二拠点生活をしてみて、そうではないことに気づきました。
二拠点生活を長く続けるなら、
家族の誰か一人に移動手段を依存しすぎないこと
も大切です。
もちろん、すぐに運転を始めるわけではありません。
まずは練習。
安全第一。
そして、少しずつ運転できる範囲を増やしていければと思っています。
もし自分が運転できるようになれば、夫が疲れているときに交代できます。
子どもの急な用事にも対応できます。
夫が体調を崩しても、私が買い物に行けます。
そして何より、
自分一人でも那須で移動できる
という安心感があります。
二拠点生活を続けていくためには、こうした小さな自立も大切なのだと思います。
二拠点生活は「車があるか」より「生活設計」が大切
ここまで読んでいただくと、
「結局、車が必要なんじゃない?」
と思われるかもしれません。
でも、私の答えは少し違います。
二拠点生活に車が絶対必要なのではなく、
自分の生活スタイルに合った移動手段が必要です。
例えば、
東京
↓
新幹線
↓
那須塩原
↓
バス
↓
徒歩
という生活もできます。
那須塩原駅から那須高原方面への路線バスもありますし、
観光向けの周遊バスもあります。
一方で、我が家のように、
東京
↓
車
↓
那須の家
↓
車で買い物
↓
車でレジャー
↓
車で病院
という生活もあります。
どちらが正解というわけではありません。
大切なのは、
自分たちが二拠点目でどんな暮らしをしたいのか
です。
二拠点生活を始める前に確認したい7つのこと
最後に、これから二拠点生活を始める方へ。
車が必要かどうかを判断するなら、次の7つを実際に確認してみてください。
1.駅から家までどう移動する?
新幹線の駅に着いた後、家までの移動方法を調べます。
徒歩なのか。
バスなのか。
タクシーなのか。
レンタカーなのか。
ここが最初のポイントです。
2.スーパーまで何分かかる?
Googleマップなどで確認するだけでなく、
実際に歩いてみるのもおすすめです。
徒歩15分と車15分では意味がまったく違います。
3.バスは1日に何本ある?
「バス停がある」だけでは不十分です。
自分が使いたい時間にバスがあるかを確認しましょう。
4.病院までどう行く?
これは、今回の我が家の経験から特におすすめしたい確認事項です。
病院までの交通手段。
夜間や休日の対応。
タクシーが呼べるか。
いざというときの移動方法。
事前に調べておくだけでも安心感が違います。
5.子どもの遊び場までどう行く?
子育て家庭なら、ここも重要です。
「車で20分」
なら簡単ですが、
「バスを乗り継いで1時間」
となると、毎週の生活では負担になるかもしれません。
6.車が使えない日を想定する
夫婦のどちらかが運転できない。
車が故障する。
体調が悪い。
雪が降る。
こうした場合にどうするか。
最低でも一つ、代替手段を考えておくと安心です。
7.まずは車なしで体験してみる
これが一番おすすめです。
車を購入する前に、
新幹線+バス+タクシー
で一度、二拠点目まで行ってみる。
そして、実際にスーパーへ行く。
病院までのルートを調べる。
子どもと観光してみる。
一泊ではなく、できれば2泊、3泊してみる。
もしこれから別荘や二拠点生活を検討するなら、
まずは「どこに買うか」を決める前に、
実際にいくつかのエリアに泊まってみることをおすすめします。
いきなり購入ではなく、
ふるさと納税の宿泊券などを使って「拠点生活」を体験してみると、
- 通いやすさ
- 過ごしやすさ
- 家族との相性
がリアルに見えてきます。
そうすると、
「思ったより車はいらない」
「いや、これは車がないと厳しい」
という答えが見えてきます。
まとめ:車なしでも可能。でも「車がない生活」を一度体験してみよう
今回は、二拠点生活は車なしでできるのかについて、
東京と那須を6年間行き来してきた我が家の実体験を紹介しました。
結論としては、車なしでも二拠点生活は可能です。
東京から那須塩原までは東北新幹線でアクセスできます。
那須高原方面には路線バスがあり、
観光シーズンには那須高原観光周遊バスも運行されています。
ただし、我が家の場合は、買い物、道の駅、レジャー、病院など、
日常生活の多くを車に頼っています。
そのため、現在の生活スタイルでは車がとても便利です。
一方で、6年間の二拠点生活を通して感じたのは、
「車があるから安心」ではなく、「車がなくても生活できる選択肢を持っていることが安心」
ということでした。
特に、我が家のように運転できる人が一人だけの場合は、なおさらです。
実際に薪割りで目を痛めたとき、夫が運転できなくなったらどうするのかを、初めて現実的に考えました。
だからこそ、
これから二拠点生活を始める方には、家を探すときに「駅から近いか」だけではなく、
「車がなくても、病院・スーパー・子どもの遊び場へ行けるか」
まで確認することをおすすめします。
そして、もし車なしの二拠点生活を考えているなら、
いきなり車を手放したり購入したりするのではなく、
まずは新幹線+公共交通機関+タクシーなどを組み合わせて、実際の生活を体験してみてください。
そこで不便を感じたところだけ、レンタカーなどを追加すればいいのです。
二拠点生活は、完璧な計画を作ってから始める必要はありません。
自分たちの暮らしに必要な移動手段を、実際に暮らしながら見つけていく。
それも二拠点生活の一つの楽しみだと思います。
我が家も、いつか私が運転できるようになったら、
那須での行動範囲がもっと広がるはず。
そのときは、またこのブログで「運転できない私が那須で運転を始めてみた話」を書きたいと思います。
二拠点生活をこれから始めたい方は、
次に「場所選び」もぜひチェックしてみてください。
車が必要かどうかは、
実は家選びの段階でかなり決まります。
駅からの距離、
スーパーまでの距離、
病院、
子どもの遊び場、
公共交通機関。
これらを一つずつ確認していくと、
自分たちに合った二拠点生活の形が見えてきます。
まずは候補地へ一度行って、
車なしで1日過ごしてみることから始めてみてください。
もしこれから別荘や二拠点生活を検討するなら、
まずは「どこに買うか」を決める前に、
実際にいくつかのエリアに泊まってみることをおすすめします。
いきなり購入ではなく、
ふるさと納税の宿泊券などを使って「拠点生活」を体験してみると、
- 通いやすさ
- 過ごしやすさ
- 家族との相性
がリアルに見えてきます。
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ナンバー3:Sodastream ソーダメーカー
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