こんにちは!Morikaです。
東京と那須でDuallife(二拠点生活)を始めて6年目。
実体験をもとに、二拠点生活や暮らしの工夫を発信しています。
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子どもが「自分のスマホが欲しい」と言い始めたら、親としてどうしますか?
友達との連絡、学校からの連絡、習い事の送迎、調べもの、動画、ゲーム……。
今の小学生にとって、スマホは単なる電話ではありません。友達とつながるための道具であり、遊び道具であり、情報を集めるための端末でもあります。
だからこそ、我が家では長女や次女、三女にスマホを持たせることについて、ずっと考えてきました。
そして現在、我が家では子どもたちにスマホを与えていません。
もちろん、不便なことはあります。
友達と連絡を取りたいときもありますし、子どもだけで習い事に行くときなど、「スマホがあれば便利なのに」と思う場面もあります。
それでも今のところ、我が家では「便利だから持たせる」よりも、「まだ持たせない」を選んでいます。
そんな我が家に、11歳の次女から別のお願いがありました。
「iPadが欲しい」
理由は、ゲームでも動画でもありません。
大好きな絵を、ibisPaintで描きたいから。
最初は簡単には買いませんでした。
自分のお金で買うならいいよ、と伝えたところから、次女のiPad貯金が始まりました。
約9か月かけて家事を手伝い、2万円を貯め、以前からの貯金とお年玉を合わせて5万円に到達。
そして2026年9月、ついに念願のiPadを購入しました。
ただし、買って終わりではありません。
我が家では、iPadを渡す前に子ども自身と約束を決め、誓約書にサインをしました。
さらにAppleのファミリー機能を使って、スクリーンタイムやアプリ、Webサイトなどの利用制限も設定しました。
この記事では、我が家がなぜ子どもにスマホを持たせないのか、なぜiPadはOKにしたのか、そして11歳の次女と決めたiPadルールを紹介します。
「小学生にスマホを持たせるべき?」
「iPadなら持たせても大丈夫?」
「子どものスマホやiPadのルールをどう作ればいい?」
そんな家庭の参考になればと思います。
我が家が子どもにスマホを持たせない理由
まず、我が家では「スマホそのものが悪い」と考えているわけではありません。
大人にとってスマホは、とても便利な道具です。
連絡を取る、地図を見る、調べものをする、写真を撮る、買い物をする、仕事をする。
今では生活に欠かせない存在です。
だからこそ、子どもに持たせるときには、便利さだけではなく、自分で使い方をコントロールできる年齢なのかを考えるようにしています。
我が家が参考にしている本の一つが、アンデシュ・ハンセン著の「スマホ脳」です。
この本では、スマートフォンやSNSが私たちの脳や行動にどのような影響を与えるのかについて紹介されています。
特に考えさせられたのが、子どもや若者の「自分で誘惑をコントロールする難しさ」です。
大人の私たちでさえ、
「ちょっとだけSNSを見よう」
と思ってスマホを開いたのに、気づいたらかなり時間が経っていることがあります。
通知が来れば気になります。
新しい投稿があれば見たくなります。
誰かから反応があれば嬉しくなります。
逆に、自分の投稿に反応がないと気になってしまうこともあります。
これは大人でも簡単にはコントロールできません。
まして、まだ成長途中の子どもに、
「自分で時間を決めて、自分でやめなさい」
と言うだけで管理するのは、かなり難しいのではないか。
我が家ではそう考えました。
なお、「前頭葉が25歳で完全に成熟する」という表現については、年齢を境に突然完成するという意味ではなく、脳の発達には個人差があり、成人期まで続くという理解で捉えています。
この本を読んで我が家が感じたのは、子どもが意志の弱い人間だからスマホを制限するのではなく、そもそも誘惑の強い道具だから環境側で工夫する必要があるということでした。
SNSは特に慎重に考えたい
我が家がスマホを持たせることに慎重なのは、ゲームだけが理由ではありません。
むしろ気になっているのがSNSです。
SNSは、単純なゲームとは少し違います。
ゲームなら「遊びたい」という欲求が中心になります。
一方、SNSには、
「友達が何をしているか知りたい」
「自分も仲間に入りたい」
「誰かに認めてもらいたい」
「自分のことを見てほしい」
という、人間の社会的な欲求が関係します。
だからこそ、親から、
「もうやめなさい」
と言われても、簡単にはやめられない可能性があります。
これは子どもだけの問題ではありません。
私自身もスマホを見てしまいます。
夫もスマホを使います。
大人がついつい見てしまうものを、子どもにだけ、
「あなたは我慢しなさい」
と言うのは、少し違うのではないかと思っています。
だから我が家では、
まだ必要性よりもリスクのほうが大きいと考えるなら、持たせない。
という選択をしています。
スマホを持たせないと不便なこともある
もちろん、スマホを持たせないことで困ることもあります。
例えば、子どもだけで習い事に行く場合です。
「今着いた」
「終わった」
「迎えに来て」
といった連絡ができれば、とても便利です。
友達との遊びの約束でも、スマホを持っている子同士なら簡単に連絡できます。
「みんな持っているのに、うちだけ持っていない」
という状況になることもあります。
親としては、そこが悩ましいところです。
ただ、我が家では、
不便を解消するためだけにスマホを渡す必要があるのか?
と考えました。
そして今は、
「不便はある。でも、その不便を受け入れて、もう少しスマホを持たせる時期を遅らせよう」
という結論になっています。
必要になったら、その時点で改めて考えればいい。
一度持たせたものを取り上げるより、最初から必要な時期まで待つほうが家庭として管理しやすいとも考えました。
11歳の次女が欲しかったのはスマホではなくiPad
そんな我が家で、次女が欲しがったものがあります。
それがiPadです。
次女は小さいころから絵を描くことが大好き。
色鉛筆で描いたり、クレヨンを使ったり、水彩ペンを使ったり。
暇さえあれば何か描いています。
ある日、
「デジタルで絵を描きたい」
と言い始めました。
使いたかったのは、ibisPaintです。
最初は私のスマホを貸していました。
私がお風呂に入っている約30分だけ、スマホを使って絵を描く。

それでも次女は楽しそうでした。
ただ、スマホの画面は小さい。
細かい絵を描くには、やっぱり限界があります。
学校ではiPadを使っています。
ところが、学校のiPadにはさまざまな制限があり、ibisPaintを自由に使うことはできません。
そこで次女から、
「自分のiPadが欲しい」
というお願いが出てきました。
すぐには買わない。我が家の答えは「自分で貯めたら買っていい」
私は、
「自分のお金で買うならいいよ」
と伝えました。
ここで問題が発生します。
次女は、かなりの浪費家です。
もらったお小遣いがあれば、好きなものを買う。
友達へのお土産を買う。
そして、ほぼ使い切る。
貯金はほとんどありませんでした。
つまり、
iPadが欲しいなら、お金を貯めるところから始めるしかありません。
我が家のお小遣いは定額制ではありません。
家事や家族のためのお手伝いをした分に対して、お小遣いを渡す仕組みにしています。
これは単純に「家事をしたらお金をもらえる」という教育だけではありません。
自分が欲しいものがある。
でも、お金は無限にない。
では、どうする?
欲しいものを買うために、
「使う」
「貯める」
「我慢する」
という選択を自分で考えてほしいと思っています。
次女は、そこから少しずつお金を貯め始めました。
料理を手伝う。
家事を手伝う。
自分のことを自分でする。
家族のためのお手伝いをする。
我が家では、子どもも家族の一員として家事を分担しています。
なかでも、ホームベーカリーがあると子どもでもパン作りに挑戦しやすく、朝食づくりを一緒に楽しめます。
焼きたてパンで節約にもつながる我が家の活用法はこちらの記事で紹介しています。
そして約9か月。
ようやく2万円を貯めました。
以前からの貯金が1万円。
さらに今年のお年玉から2万円。
合計すると、5万円になりました。
ところが、iPadの価格が上がっていた
ここで、親子そろって少しショックなことがありました。
「自分のお金で買うならいいよ」
と約束したとき、iPadは5万円台で購入できるイメージでした。
ところが、2026年6月25日。
無印iPadの価格が、
58,800円から74,800円へ。
我が家が想定していた予算を大きく超えてしまいました。
「5万円貯めたら買える」
と思って頑張ってきた次女にとっては、かなり痛い結果です。
ここは親としても悩みました。
約9か月頑張って貯めた。
それなのに、価格が上がったから目標額に届かない。
そこで、不足分はママが補填することにしました。
全部親が買ってあげるのではなく、本人が頑張って貯めた5万円を使い、足りない分を親が助ける。
こうして、2026年9月。
ようやく次女のiPadが我が家にやってきました。

iPadを買ったら、次は「使い方」を決める
iPadが届いて、
「はい、好きに使っていいよ」
にはしませんでした。
むしろ、ここからが大切だと考えました。
iPadはスマホと違って、SNSだけが目的になる端末ではありません。
絵を描く。
勉強する。
調べものをする。
本を読む。
動画を見る。
さまざまなことができます。
だからこそ、
禁止するだけではなく、何のために使うのかを本人と一緒に決める
ことにしました。
そして作ったのが、
「わたしのiPadルール」
です。
紙に書いて、次女本人、パパ、ママの3人でサインしました。
我が家の11歳向けiPadルール8つ
1.使う時間は決める
まず一番わかりやすいのが使用時間です。
我が家では、
平日は1日60分まで。
土日・休日は1日90分まで。
と決めました。
ibisPaintも、この時間の中に含めます。
ここは次女にとって少し不満なところです。
絵を描いていると、
「あとちょっとだけ!」
となります。
特に作品を描いている途中なら、なおさらです。
でも、
「絵だから特別に延長」
を繰り返すと、ルールがどんどん曖昧になります。
そのため、基本は時間になったら終了。
作品の途中でもiPadを閉じることにしています。
もちろん、今後成長して自分で時間管理ができるようになれば、ルールは見直すつもりです。
2.iPadより先にやることを終わらせる
iPadを使う前に、
宿題。
学校の準備。
自分の身の回りのこと。
これらを終わらせます。
そして、iPadだけの一日にならないように、
外で遊ぶ。
散歩する。
運動する。
友達と遊ぶ。
という時間も大切にします。
目安として、
平日はできるだけ30分以上。
土日・休日はできるだけ1時間以上。
外で体を動かすことを意識しています。
もちろん毎日完璧にできるわけではありません。
雨の日もあります。
予定がある日もあります。
だから「絶対」ではなく、「できるだけ」という表現にしました。
3.家事のお手伝いを続ける
iPadを買ったからといって、お手伝いをやめていいわけではありません。
むしろ、これからも家族の一員として家事を手伝います。
自分の身の回りのことは、自分でできるようにする。
家族のためのお手伝いを頑張ったら、お小遣いをもらう。
もらったお金を、
貯めるのか。
使うのか。
何かを買うのか。
それは自分で考える。
これからも、
「欲しいものは、自分で考えて、自分で貯めて買う」
という経験を大切にしたいと思っています。
今回のiPadは、その経験の大きな一歩になりました。
4.SNSは禁止
我が家のiPadでは、SNSを使いません。
11歳の今は、
SNSは禁止。
これが我が家の明確な方針です。
友達とつながりたい気持ちは理解しています。
でも、それなら今は、直接遊ぶ、学校で話す、親のスマホを借りて必要な連絡をするなど、別の方法を考えます。
SNSについては、年齢や成長に合わせて、将来また考えます。
5.知らない人・危険なサイトには近づかない
インターネットを使う以上、すべてを親が予測することはできません。
だから、
知らない人と連絡を取らない。
知らないサイトや危険なサイトを見ない。
年齢に合わないサイトを見ない。
勝手にアプリを入れない。
勝手に課金しない。
パパやママのパスコードを勝手に使わない。
iPadの制限を解除しようとしない。
制限を突破する方法を調べない。
というルールにしました。
特に最後の2つは、子どもとしっかり確認しました。
「制限をかけられているから、どうやって突破するか調べる」
という使い方を覚えてほしくないからです。
6.困ったときは「怒られる前に相談する」
個人的に、一番大切にしたいルールがこれです。
インターネットを使っていると、意図せず変なものを開いてしまうことがあります。
怖い画像が表示される。
知らない人から連絡が来る。
変な広告を押してしまう。
怪しいサイトが開いてしまう。
そんなことが起きる可能性はゼロではありません。
そこで、
「困ったら、すぐパパかママに相談する」
と決めました。
そして、
「間違えて開いてしまったことは怒らない」
とも伝えています。
これはとても重要だと思っています。
子どもが、
「怒られるから親に言えない」
と思ってしまったら、問題を一人で抱えてしまいます。
だから、
間違えて開いた。
変な広告を押した。
怖いものを見てしまった。
ということ自体は怒らない。
ただし、
わざと見続ける。
隠す。
嘘をつく。
という行動はやめる。
この線引きを親子で共有しました。
7.食事・睡眠の時間はiPadを使わない
iPadを使わない時間も明確にしました。
食事中は使わない。
寝る1時間前は使わない。
寝室には持っていかない。
夜はパパ・ママが決めた場所で充電する。
特に寝室に持ち込まないことは、親側が管理しやすくするためにも大切だと考えました。
「もう寝なさい」
と言ってから、
「でもiPadが気になる」
となる環境を作らない。
使う場所と時間をあらかじめ決めておくことで、親子の毎日の小さな戦いを減らしたいと思っています。
8.ルールは一生変わらないわけではない
最後のルールは、
成長したらルールを見直す
ということです。
11歳の今は、親が安全のためにルールを決めます。
でも、15歳になっても同じルールとは限りません。
自分で時間を管理できるようになった。
約束を守れるようになった。
インターネットの危険性を理解できるようになった。
困ったときに相談できるようになった。
そうやって信頼が積み重なれば、できることを増やしていく。
つまり、
ルールを守ることが、自由を増やすことにつながる
という考え方です。
これは、子どもにとっても分かりやすいと思っています。
制限をかけるだけではなく、本人との約束を作った理由
今回、我が家ではAppleのファミリー機能を使って、スクリーンタイム、訪問可能なWebサイト、利用できるアプリなどを設定しました。
親としては、
「これで安心」
と思いたくなります。
でも、実際にはそう簡単ではありません。
周りの子どもたちを見ていると、親が設定した制限をどうにか突破しようとする方法を見つけることもあるようです。
だから我が家では、機械的な制限だけに頼らないことを意識しました。
親がすべて監視するのではなく、
「なぜこのルールがあるのか」
を本人に理解してもらう。
これを大切にしました。
もちろん11歳なので、すべて本人の判断に任せるわけではありません。
親側で技術的な制限もかける。
そのうえで本人とも約束する。
つまり、
技術的な制限+親子の約束
の二重構造です。
正直、次女は少し怒っています
ルールを読み上げたとき、次女は少し怒っていました。
「厳しすぎる」
という反応です。
それは当然だと思います。
せっかく自分で頑張ってお金を貯めて、ずっと欲しかったiPadを手に入れた。
「これで好きなだけ絵が描ける!」
と思ったところに、
平日60分。
休日90分。
SNS禁止。
寝る前禁止。
アプリ勝手に追加禁止。
いろいろなルールが出てきたのですから。
親としても、
「厳しすぎたかな?」
と少し思いました。
でも、最終的には本人も約束にサインしました。
そして何より、iPadそのものはとても嬉しそうでした。
設定完了した初日、さっそくibisPaint
カバーをつけて、スクリーンカバーもつけて。
Appleのファミリー機能などの設定をして。
ようやく準備完了。
そして初日。
次女が真っ先にやったのは、
もちろんibisPaintでした。
私のスマホを借りて描いていたときとは違い、画面が大きい。
「描きやすい!」
と嬉しそうに絵を描いていました。
小さなスマホ画面で一生懸命描いていた姿を見てきたので、親としても、
「買ってよかったな」
と思いました。

ゲームをするためでもない。
SNSを見るためでもない。
大好きな絵を描くために、自分でお金を貯めて手に入れたiPad。
そう考えると、今回の買い物にはかなり意味があったと思います。
参考している本は↓
ibisPaintだけでなく、紙の絵も続けてほしい
我が家では、デジタルのお絵描きができるようになったからといって、紙の絵をやめてほしいとは思っていません。
色鉛筆。
クレヨン。
水彩ペン。
そしてiPad。
それぞれ違う楽しさがあります。
デジタルだからこそできる表現もあります。
何度でもやり直せる。
色を簡単に変えられる。
レイヤーを使える。
細かい加工ができる。
一方で、紙には紙の良さがあります。
筆圧。
紙の質感。
色鉛筆の重なり。
クレヨンの線。
水彩のにじみ。
だから、
iPadを絵を描くための新しい道具として使ってほしい
と思っています。
次女が参考にしている「小学生からの最強イラストBOOK」
次女がお絵描きの参考にしている本があります。
「小学生からの最強イラストBOOK」です。
ただ絵を描くだけではなく、
「もっと上手に描きたい」
「こんなキャラクターを描いてみたい」
という気持ちがある子には、こうした本を一緒に用意しておくのも良いと思います。
iPadだけを渡すのではなく、描くための知識やアイデアに触れる機会も作る。
これも我が家が大切にしていることです。
次女のように「iPadで絵を描きたい」という目的で購入するなら、iPad本体だけでなく、お絵描きの参考になる本も一緒に用意しておくと、届いたその日から楽しめます。
紙とペンで描いていた子がデジタルに挑戦するときにも、描き方の本が一冊あると「次はこれを描いてみよう」と新しい作品に挑戦しやすくなります。
子ども用iPadは「何をさせるか」を決めてから買う
今回の経験を通して感じたのは、
子どもにiPadを買うかどうかより、何のために買うのかを先に考えることが大切
ということです。
我が家の場合、目的は明確でした。
「絵を描きたい」
これがスタートでした。
だから、
SNSを使うためではない。
友達とのやり取りをするためでもない。
ずっと動画を見るためでもない。
ゲームをするためでもない。
絵を描く。
勉強する。
調べる。
新しいことを知る。
これがiPadの主な目的です。
もちろん、今後使い方が変わる可能性はあります。
子どもは成長します。
興味も変わります。
その時には、ルールも一緒に変えていけばいい。
最初から完璧なルールを作る必要はないと思っています。
子どもにスマホを持たせないことは、親にとっても我慢が必要
実は、子どもにスマホを持たせないことは、親にとっても簡単ではありません。
友達との連絡ができない。
子どもだけで出かけたときに連絡が取りづらい。
「みんな持っているのに」と言われる。
親がスマホを貸さなければならない。
いろいろな不便があります。
それでも、
「便利だから」
という理由だけでスマホを持たせる必要はない。
我が家ではそう考えています。
そして、この考え方は子どもだけではなく、親自身にも向けています。
子どもに、
「スマホばかり見ないで」
と言うなら、親も自分のスマホの使い方を見直さなければいけません。
子どもは親の言葉より、親の行動をよく見ています。
だからこそ、
「スマホを使うな」
ではなく、
「家族みんなで、スマホやiPadとの付き合い方を考える」
ことが大切なのかもしれません。
iPadを買うまでの9か月も、子どもの成長だった
今回、一番印象に残っているのは、iPadを買った瞬間ではありません。
むしろ、その前の9か月です。
最初は貯金がほとんどなかった。
欲しいものがあれば使ってしまう。
そんな次女が、
「iPadが欲しい」
という目標のために、お手伝いをしてお金を貯めました。
2万円を貯めるまで約9か月。
途中で、
「もう買っちゃおうかな」
と思ったこともあったと思います。
それでも貯め続けた。
そして、5万円に到達した。
最終的にはiPadの価格が上がったため、親が不足分を補填しました。
それでも、本人が5万円を貯めたという経験は消えません。
むしろ、これから大きくなって、
「欲しいものがある」
となったときに、
「どうすれば買える?」
と考える経験につながってくれればいいと思っています。
子どものスマホ・iPad問題に正解はない
我が家では、11歳の次女にiPadを買いました。
一方で、スマホはまだ持たせていません。
一見すると矛盾しているように見えるかもしれません。
でも、我が家の中では違います。
スマホは、SNSや連絡など「人とのつながり」が強くなる端末。
iPadは、今のところ「絵を描く」「勉強する」「調べる」という目的のための道具。
もちろん、iPadでもSNSはできますし、動画やゲームもできます。
だからこそ、端末そのものより、使い方と環境をどう作るかが重要だと考えています。
そして、家庭によって正解は違います。
子どもの性格も違います。
兄弟でも違います。
学校や友達関係も違います。
「小学生だからスマホ禁止」
「小学生だからスマホ必須」
と一律に決めるのではなく、
「この子に今必要なのか?」
「何のために使うのか?」
「親子で約束を守れそうか?」
「困ったときに相談できるか?」
を考えて決めていくのが我が家には合っていました。
我が家がiPadを渡す前に確認したこと
最後に、今回我が家が実際にやったことをまとめます。
まず、
1.iPadを何のために使うのか決める
次女の場合は、絵を描くことが大きな目的でした。
次に、
2.本人にも購入までの努力をしてもらう
今回は自分のお金を5万円用意しました。
そして、
3.使う時間を決める
平日60分、休日90分です。
さらに、
4.iPad以外の時間も確保する
宿題、家事、外遊び、運動、家族との時間を優先します。
そして、
5.禁止事項を本人と確認する
SNS、知らない人との連絡、危険なサイト、勝手な課金などは禁止です。
さらに、
6.困ったときの相談ルールを決める
間違えて変なサイトを開いてしまっても、まず親に相談します。
そして、
7.親側でも技術的な制限を設定する
Appleのファミリー機能を使い、利用時間やアプリ、Webサイトなどを設定しました。
最後に、
8.ルールは成長に合わせて見直す
今は親が管理する。
でも、信頼が増えれば自由も増やす。
この考え方でスタートしました。
まとめ:スマホを持たせない我が家が、11歳にiPadを渡した理由
今回は、我が家が子どもにスマホを持たせない理由と、11歳の次女にiPadを購入した経緯、そして実際に決めたiPadルールについて紹介しました。
我が家では、スマホの便利さよりも、子どもが誘惑を自分でコントロールする難しさを重く考え、今はスマホを持たせないという選択をしています。
一方で、次女には「絵を描きたい」という明確な目的がありました。
だからこそ、約9か月かけて自分でもお金を貯め、念願のiPadを購入しました。
そして、ただ渡すのではなく、
親子で約束を作る。
誓約書にサインする。
Appleのファミリー機能で制限を設定する。
困ったときは親に相談する。
という仕組みを作りました。
ルールは少し厳しいかもしれません。
実際、次女も最初は少し怒っていました。
でも、設定が終わった初日には、嬉しそうに大きな画面でibisPaintを使って絵を描いていました。
今回のiPad購入で、我が家が一番大切にしたかったのは、iPadそのものではありません。
欲しいもののために自分で努力すること。
手に入れたものを大切にすること。
便利な道具を自分でコントロールできるようになること。
この3つを経験してほしかったのです。
子どものスマホやiPadについて悩んでいるなら、まずは「持たせる・持たせない」を決める前に、何のために使うのか、どんな約束なら守れそうなのかを親子で話してみるところから始めてみてください。
そして、これから子どもにiPadを購入するなら、本体だけでなく、カバーやスクリーンカバー、子どもが楽しみながら学べるお絵描きの本なども一緒に準備しておくと安心です。
我が家もまだ始まったばかり。
11歳の次女が、このiPadを使ってどんな絵を描いていくのか。
そして、少しずつ自分で時間を管理できるようになるのか。
これからの成長も楽しみに見守っていきたいと思います。
子どものスマホ・iPadとの付き合い方は、家庭ごとに正解が違います。
まずは我が家の「8つのルール」を参考に、お子さんと一緒に家庭のルールを紙に書き出してみることから始めてみてください。
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