梅雨の楽しみ方|旬の香りをとじこむ保存食7選

料理

こんにちは!Morikaです。
東京と那須で、Duallife(二拠点生活)を始めて6年目。
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梅雨は憂うつじゃない

梅雨と聞くと、

・洗濯物が乾かない
・空がどんよりして気分が重い
・外遊びが減って子どもも退屈そう

そんなイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。

私も以前は、梅雨をただ「やり過ごす季節」だと思っていました。
けれど、那須と東京のデュアルライフを始めてから、梅雨の見え方が大きく変わりました。

今ではわが家にとって梅雨は、一年をゆっくり楽しむための準備期間です。

初夏にしか出会えない旬の食材を手に入れて、保存食や飲み物に仕込み、東京へ持ち帰る。
すると、梅雨が明けた真夏も、秋の夜長も、寒い冬の日も、初夏の香りを少しずつ楽しめます。

たった数週間しか出回らない旬を、瓶の中に閉じ込める。
それは、未来の自分への小さな贈り物のようなものです。

今回は、わが家が毎年楽しんでいる梅雨の保存食7選をご紹介します。

「梅雨をもっと楽しく過ごしたい」
「家族で季節の手仕事を楽しみたい」

そんな方の参考になればうれしいです。


わが家の梅仕事は、一本の梅の木から始まった

わが家の梅雨の手仕事の原点は、那須の別荘にある一本の梅の木です。

別荘購入後の初の6月、その木にたくさんの梅の実がなっていました。

せっかくだから収穫してみよう。
そんな軽い気持ちで、家族みんなで梅を採ったのが始まりでした。

子どもたちは大喜び。
高い枝の実を見つけては、

「こっちにもある!」
「こっちのほうが大きい!」

と宝探しのように夢中になっていました。

子どもにとって、保存食づくりそのものよりも、
まずは収穫する体験そのものが楽しいようです。

そして、
その収穫した青梅を試しに梅酒に漬けてみました。

数か月後、
待ちきれずに少し早めに開けてみると、
そこには市販の梅酒では味わったことのない香りがありました。

青くみずみずしい、摘みたてならではのフレッシュな香り。

あまりのおいしさに、
本来もっと寝かせるはずだった梅酒を、
わずか3か月で飲み切ってしまったのです。
それ以来、わが家では毎年2〜4本の梅酒を仕込むのが恒例になりました。
子どもたち用には梅シロップも仕込みます。

青梅と氷砂糖を瓶に重ねて、ゆっくりと時間をかけて仕上がる梅シロップ。
毎日少しずつ変わっていく様子を眺めるのも、この季節ならではの楽しみです。

そして、できあがった梅シロップは、暑い夏のお楽しみ。

冷たい炭酸水に自家製梅シロップを注ぐと、しゅわっと広がる爽やかな香りに、思わず深呼吸したくなります。
ひと口飲めば、全身がすっとリフレッシュされるような心地よさ。

梅に含まれるクエン酸のきゅっとした酸味と、シロップのまろやかな甘さが絶妙に重なり合って、さっぱりしているのにどこかやさしい味わいです。

蒸し暑い梅雨の日や、夏の外遊びから帰ってきた子どもたちに出すと、「これ飲みたかった!」とうれしそうな顔に。

季節の恵みを閉じ込めた一杯は、わが家の夏の定番になっています。

この時期になると、家族みんなが自然と「今年はいつ梅を収穫に行く?」と話し始める。
そんな季節の合図になっています。


梅仕事|5月〜7月だけの贅沢な手仕事

梅仕事は、梅雨の保存食づくりの代表格です。

まずは、去年の梅酒をひらくところから

わが家の梅仕事は、新しい梅を漬ける前に、
去年仕込んだ梅酒の瓶を開けるところから始まります。

1年間じっくり漬け込まれた梅酒は、香りも味わいもすっかりまろやかに。
瓶のふたを開けた瞬間に立ちのぼる、熟成した梅の香りに「今年もこの季節が来たな」と感じます。

そして、このとき取り出した梅を、わが家では捨てません。
そのまま梅ジャムにします。

作り方はとてもシンプル。

梅の種を取り出して、そのまま鍋でじっくり煮込むだけ。
追加で砂糖などの材料を加えなくても、梅酒に漬かっていた梅には十分な甘みと旨みがしみ込んでいます。

ことこと煮詰めていくと、とろりとした濃厚な梅ジャムに。

パンやヨーグルトに添えるのはもちろん、クリームチーズと合わせてもよく合います。

子どもが食べる場合は、アルコールをしっかり飛ばすために少し長めに煮込むのがポイント。

詳細の作り方↓

【子供と作る保存食】梅酒の梅で甘さ控えめ梅ジャム!そのままより美味しい活用法


同じような要領で梅シロップの梅からもジャム作りできます。

子どもと一緒に楽しめる保存食づくりを探しているなら、こちらもおすすめ。
梅酒の梅を使った甘さ控えめジャムは、親子で作れて、食べやすく、わが家でも人気のひと品です。

詳細は↓

捨てない梅しごと!梅シロップの梅から加熱だけで作る無添加梅ジャム

ひとつの梅から、

・梅酒を楽しむ
・梅シロップを味わう
・最後はジャムまでいただく

ここまで使い切れると、旬の恵みを余すことなく楽しめた気がして、毎年ちょっと嬉しくなります。

そして実は梅には、それぞれ適した時期があります。

青梅(5月下旬〜6月中旬)

青くて硬い実。

この時期の梅は、

・梅酒
・梅シロップ

にぴったりです。

青梅は爽やかな香りが特徴。
仕込んだばかりの瓶を開けるたび、青々とした初夏の香りが広がります。

わが家では、氷砂糖を控えめにして、梅本来の風味を生かすのが好みです。
炭酸で割るだけで、暑い日の最高の一杯になります。

そんな梅シロップをもっと手軽に楽しみたいなら、家庭用炭酸メーカーがあると本当に便利です。
ペットボトルの炭酸水を買い置きしなくても、飲みたいときにシュワッと作りたて。梅シロップはもちろん、しそジュースやレモンシロップなど、夏の手仕事で作った自家製シロップを炭酸割りで楽しめるので、季節の保存食づくりがぐっと広がります。

▶︎ 自宅で簡単に炭酸水が作れるおすすめ炭酸メーカーはこちら

「梅酒って難しそう」と感じる方も大丈夫。
わが家で5年続けてきた中で見つけた、失敗しにくい仕込み方や、できあがった後の楽しみ方をまとめています。
毎年飽きずに楽しめる味変アイデアも紹介しています↓

梅酒歴5年|初心者でも美味しくできる作り方&味変レシピ4選

梅シロップ作りはシンプルに見えて、瓶選びひとつで仕上がりが変わることも。
実際に試してわかった「やってよかったこと」と「失敗しやすいポイント」を、初心者向けにまとめています↓

1L瓶はNG?梅シロップ作り方:初心者がやりがちな失敗と成功の分かれ道


完熟梅(6月中旬〜7月)

黄色く色づき、甘い香りが漂う完熟梅。

こちらは、

・梅干し
・梅ジャム

に向いています。

完熟梅を触ると、ふわっと漂う芳醇な香り。
この香りだけで、季節の豊かさを感じます。


保存瓶は、長く使えるしっかりしたものを選ぶのがおすすめです。

密閉性が高い保存瓶は、梅酒やシロップだけでなく、らっきょうや実山椒の保存にも使えるので、ひとつあると重宝します。

「これから梅仕事を始めたい」という方は、まず扱いやすい2〜3Lサイズから揃えると失敗しにくいですよ。


季節の実りには、思いがけないハプニングもつきもの。
わが家で実際に起きた“梅泥棒事件”と、その後に考えた対策を記録しました。
ちょっと驚きつつも、暮らしのリアルが詰まったエピソードです↓

消えた梅の実!梅泥棒に遭遇した我が家で実施した対策

赤しそジュース|梅雨のだるさを吹き飛ばす一杯

赤しその旬は、5月下旬〜7月中旬。
この短い期間だけ、スーパーや道の駅に並びます。

初めて赤しそジュースを作ったとき、一番驚いたのは色の変化でした。
深い紫色の葉を煮出し、そこに酢を加えた瞬間。
鍋の中がぱっと鮮やかなルビー色に変わります

その変化は何度見ても楽しいものです。

味は、市販のしそドリンクとはまったく違います。
香りが立ち、後味がすっきりしていて、初夏の空気そのものを飲んでいるような感覚。

炭酸で割れば、じめじめした午後も一気に爽やかになります。
わが家ではお風呂上がりの定番です。

子どもたちも、この季節になると
「しそジュースまだ?」
と楽しみにしています。

梅雨から夏にかけて、さっぱり飲める保存ドリンクがあると心強いもの。
クエン酸がなくても、お酢で手軽に作れる赤しそジュースは、暑い季節のわが家の定番です↓

赤しそジュースの簡単レシピ|クエン酸の代わりに酢で作れる→夏バテ対策


実山椒|一年中楽しめる小さな宝物

6月になると、那須の道の駅に並ぶ実山椒。
小さくて地味な見た目ですが、その香りは驚くほど華やかです。

わが家では毎年、少し多めに購入します。
そして下処理をして冷凍して一年中楽しめます。

さっと茹でて冷凍しておけば、

・ちりめん山椒
・炊き込みご飯
・佃煮
・炒め物

などに少しずつ使えます。

ひと粒入れるだけで、料理がぐっと大人の味に。
一年を通して、初夏の香りを思い出せる保存食です。

実山椒は少し手間がかかるぶん、仕込んでおくと食卓の楽しみがぐっと広がります。
下処理から保存方法まで詳しく知りたい方は、こちらで丁寧にまとめています↓

梅雨に効く薬膳効果◎ちりめん山椒レシピ|実山椒の下処理〜保存まで完全ガイド

ちりめん山椒を作るときに使うちりめんじゃこは独特の香りが残りやすいので、
プラスチック容器だとにおい移りが気になることも。
その点、ガラス容器ならにおいが付きにくく、
次に常備菜を保存するときも気持ちよく使えます。

わが家では、下処理した実山椒や作り置きをHARIOの耐熱ガラス保存容器に小分けして保存しています。
中身が見やすく、さっと取り出せて便利。
季節の手仕事をするご家庭には、ひとつあると重宝する保存容器です。

▶︎ におい移りしにくく、季節の手仕事に便利なHARIO耐熱ガラス保存容器はこちら


新にんにく|この時期だけの特別なごちそう

新にんにくは、5月中旬〜7月上旬だけのレア食材。
普段スーパーで見る乾燥にんにくとは、まったく別物です。

特徴は、

・みずみずしい
・香りがやさしい
・加熱するとねっとり甘い

こと。

丸ごとホイル焼きにすると、ほくほく。
皮をむいてローズマリーチキンに入れると、香りがぐっと上品になります。

わが家では黒酢に漬けて保存しています。

時間が経つほど旨みが増し、まろやかなコクが生まれます。

ごはんのお供にも、おつまみにもぴったりです。

初夏は、にんにくの仕込みにもぴったりの季節。
黒酢のまろやかな酸味で漬けた新にんにくは、保存がきくだけでなく、日々の元気づくりにも役立つ一品です↓

1年間楽しめる!新ニンニクの黒酢漬けで保存も健康もバッチリ


こうした旬の食材は、鮮度が命。

もし近くに産直市場や道の駅があるなら、ぜひのぞいてみてください。
スーパーではなかなか出会えない状態のよい食材に出会えることがあります。

産直のお取り寄せサービスを活用するのも、忙しい家庭には便利な選択肢です↓

【ニッポンセレクト】


新生姜|手作りガリで食卓が整う

梅雨時期に出回る新生姜。
この時期の新生姜はやわらかく、みずみずしく、辛味も穏やかです。

わが家では、甘酢漬けにして手作りガリにします。
市販品よりやさしい味で、箸休めにぴったり。

冷蔵庫にあるだけで、食卓が整います。
焼き魚にも、ちらし寿司にも、さっぱり冷ややっこにもよく合います。


らっきょう|一年後の楽しみを仕込む

らっきょうの旬は5月下旬〜6月。
この時期を逃すと、生のらっきょうはほとんど見かけなくなります。

土付きのらっきょうを洗い、根と芽を整える。
少し手間はかかりますが、そのひと手間が愛着につながります。

漬けたばかりの頃はまだ若く、
数か月後には味がなじみ、半年、一年と熟成していく。

時間が味を育てていく感覚は、保存食ならではです。

わが家では、この時期に一年分をまとめて漬け込みます。
保存瓶いっぱいに仕込んでおけば、カレーの日に少しずつ取り出して楽しめる、わが家の頼もしい常備菜になります。

らっきょうにも、時期ごとの楽しみがあります。

4月〜5月上旬(早生・エシャレット)
まだ若くやわらかい時期。
「エシャレット」として、味噌を添えてそのまま食べるのが格別です。

5月下旬〜6月(旬の最盛期)
実がふっくらとして繊維が締まり、甘酢漬けや醤油漬けなど保存食づくりに最適。
わが家が毎年まとめて仕込むのもこの時期です。

7月以降(完熟らっきょう)
粒が大きく育つぶん、やや筋っぽさを感じることもあります。

わが家の定番は、砂糖を使わず、酢と鷹の爪だけで漬けるシンプルな方法。
きりっとした酸味と、らっきょう本来の甘みが引き立って、あとを引くおいしさです。

カレーの付け合わせとしてはもちろん、箸休めやおつまみとしても重宝するひと品。
保存がきいて、健康にも嬉しいので、梅雨の手仕事として毎年続けたくなる仕込みです↓

簡単らっきょう漬け|酢だけで砂糖なしでも美味しく!


梅雨の保存食がくれる、本当の豊かさ

保存食づくりの魅力は、単に食材を長持ちさせることではありません。
本当の価値は、季節を未来へ持ち越せることにあります。

真冬の寒い日に、梅シロップを炭酸で割る。
秋の夜に、ちりめん山椒をのせたごはんを食べる。

そんな瞬間に、初夏の景色や空気まで思い出されます。
そして何より、家族で仕込んだ記憶も一緒によみがえります。

子どもたちが収穫した梅。
一緒に枝を外した実山椒。
鍋の色の変化に歓声を上げた赤しそジュース。

瓶の中には、味だけでなく、その時間も閉じ込められているのです。


まとめ|今年の梅雨は、ひとつだけ仕込んでみませんか?

今回は、デュアルライフ家族が楽しむ梅雨の保存食7選をご紹介しました。

梅雨は、ただ耐える季節ではありません。
少し視点を変えるだけで、一年を豊かにする準備の季節になります。

もし何から始めるか迷ったら、
まずは梅シロップや赤しそジュースのような、
気軽に始められるものから試してみてください。

ひと瓶仕込むだけで、
梅雨の景色が少し違って見えるはずです。

そして、季節の手仕事をもっと楽しみたい方は、
ぜひ関連記事も読んでみてください。

次の記事では、共働き家庭でも無理なく続く、仕込み暮らしの時短アイデアをご紹介しています。
今年の梅雨は、未来の自分をちょっと楽しませる一瓶を仕込んでみませんか。

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