こんにちは!Morikaです。
東京と那須で、Duallife(二拠点生活)を始めて6年目。
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二拠点生活を始めた当初、
私たちは「自然の中で子どもたちに色々な経験をさせたい」という漠然とした思いを持っていました。
正直なところ、
ここまで大きな変化があるとは想像していませんでした。
勉強の成績が急に上がったわけでも、
特別な習い事を始めたわけでもありません。
それでも振り返ってみると、
子どもたちは都会だけで生活していた頃には身につかなかった力を少しずつ育てていました。
今回は、
二拠点生活を始めてから5年間で感じた子どもたちの成長について紹介します。
1. 虫を怖がるだけだった子が、自分で対処できるようになった
二拠点生活を始めたばかりの頃、子どもたちは虫を見るだけで大騒ぎでした。
小さなくもでも見つけると逃げ回り、親を呼びに来ていました。
しかし自然の中では虫との遭遇は日常茶飯事です。
何度も経験するうちに少しずつ慣れ、
今ではガムテープを使って自分でカメムシを退治できるようになりました。
もちろん無理に触らせたわけではありません。
経験を重ねることで、「怖い」から「対処できる」へ変わっていったのです。
カメムシのお話と言ったら、一晩150匹に遭遇した事件がありました。
詳しくは↓
また夏になると、カメムシやカブトムシが当たり前のように飛んでくる環境。
最初は逃げ回っていたのに、
いつの間にか興味を持つようになり、
カブトムシを虫かごに入れて東京まで持ち帰るほどになりました。
家では毎日水をかけたり、
昆虫ゼリーをあげたりしながら世話をするようになり、
「怖い存在」だった虫が「育てる対象」に変わっていったのです。
最後はまた那須の大自然に返してあげました。



2. 自分で旅行の準備ができるようになった
二拠点生活を始めた頃は、荷物の準備はほぼ親任せでした。
着替え、薬、宿題、絵本、おもちゃ。
着替えの中でも上着、ズボン、靴下、下着、パジャマ。。。
自分で準備すると、80%の確率で靴下か下着を忘れていました。
最初は親が一緒に準備して、
そのあとは、忘れ物がないように親が確認していました。
しかし毎月のように移動を繰り返すうちに、子どもたちも慣れてきました。
今ではチェックリストを見ながら、自分たちで荷物を準備しています。
出発前には、
「水筒入れた?」
「薬持った?」
とお互いに確認する姿も見られるようになりました。
自立心は特別な教育ではなく、
日常の小さな経験の積み重ねから育つのだと感じています。
もっと詳しいお話は↓
3. 初めてのスキーでもリフトに乗れるようになった
わが家が別荘を購入した那須エリアは冬になるとスキー場が身近になります。
子どもたちはスキー経験がほとんどありませんでした。
最初は転んでばかり。
リフトも怖がっていました。
それでも毎週のように通っていたうちに、
一人でリフトに乗れるようになりました。


4. 星空を見上げる習慣ができた
都会では夜でも明るく、
星を見る機会はそれほど多くありません。
一方、別荘地では夜になると驚くほど空が暗くなります。
ある夜、流星群のシーズンに庭へ観察に出ました。
特別な望遠鏡も準備もなく、ただ家族で夜空を見上げていただけです。
するとその瞬間、流れ星がすっと空を横切りました。
子どもたちは人生で初めて見る流れ星に大興奮。
「今の見た!?」
「本当に流れた!」
としばらく興奮が止まりませんでした。
自然の中には、テーマパークにはない感動があります。
5. 危険を自分で判断できるようになった
自然の中には楽しいことばかりではありません。
危険な虫や植物もあります。
マムシ、スズメバチ、ウルシなど。
最初は何も知らなかった子どもたちも、
経験を重ねる中で少しずつ知識を身につけました。
「この虫は触らない方がいい」
「この植物は気をつけよう」
「この時期は必ず虫除けつけよう」
そんな判断ができるようになっています。
親が四六時中見張るのではなく、
自分で危険を察知する力が育ってきたことは大きな成長だと思います。
6. 空気や環境の違いを感じられるようになった
東京へ帰る車の中で、
当時5歳の娘から「田舎の空気が本当においしかったね」
と言われた時は驚きました。
小さな子どもがそんな表現をするとは思っていなかったからです。
そしてその続きに、
「田舎に引っ越したい」
と言うこともあります。
都会の便利さだけでなく、
自然の豊かさにも価値を感じられるようになったのでしょう。
これは二拠点生活ならではの経験かもしれません。
7. 食べ物の違いがわかるようになった
那須へ行くとよく道の駅へ立ち寄ります。
採れたての野菜や果物が並び、スーパーとは違う魅力があります。
子どもたちも、
「こっちのトマトが甘い」
「田舎のリンゴの方がおいしい」
と話すようになりました。
さらに最近では、
お米の味の違いまでわかるようになっています。
毎日食べるものだからこそ、本物の味を知る経験は貴重です。
食育という言葉がありますが、
教科書よりも実際に食べる経験の方がずっと記憶に残るのかもしれません。
8.季節の手仕事を楽しめるようになった
二拠点生活を始めるまで、子どもたちにとって味噌や干し柿、梅干しはスーパーで買うものという認識でした。
しかし別荘で過ごす時間が増えるにつれ、一緒に季節の手仕事をする機会が増えました。
冬には味噌作り。
軒先には干し柿を吊るし、初夏には梅仕事のお手伝い。
最初は興味本位で見ているだけでしたが、今では大豆を潰したり、梅を洗ったりする作業を自然と手伝ってくれます。
完成までに何か月もかかることもありますが、その分できあがった時の喜びも格別です。
便利な時代だからこそ、「食べ物は時間をかけて作られる」という感覚を身につけられたのは、二拠点生活ならではの経験だと感じています。
9.家を維持する大変さと楽しさを知った
別荘はホテルではありません。
行けば誰かが掃除してくれているわけでもなく、庭も勝手に整うわけではありません。
だからこそ、子どもたちも自然と家の手入れに関わるようになりました。
到着したら窓を開けて換気をする。
掃除機をかける。
庭の落ち葉を集める。
夏には草刈りの手伝いをすることもあります。
また、一緒に芝生づくりに挑戦したこともありました。
土をならし、種をまき、水をあげながら少しずつ緑が広がっていく様子を家族みんなで見守りました。
最初は何もなかった場所が、時間をかけて美しい芝生へと変わっていく。
その経験を通して、「家は使うだけでなく育てるもの」という感覚が自然と身についたように思います。



10.友達を招待し、自分で計画を立てるようになった
最近になって特に成長を感じるのが、この変化です。
子どもたちが
「今度〇〇ちゃんを別荘に呼びたい」
と言うようになりました。
以前なら親がすべて段取りを考えていましたが、今では子どもたち自身が、
「まず庭で遊んで」
「お昼はみんなでバーベキューして」
「夜は花火をしよう」
と計画を立てるようになっています。
どこへ案内するか。
何をして遊ぶか。
どんな一日にしたいか。
自分がゲストではなく、ホストとして相手を楽しませることを考えるようになったのです。
これは学校の勉強だけではなかなか身につかない力かもしれません。
二拠点生活によって、自分たちの居場所がもう一つ増えたからこそ得られた成長だと感じています。
まとめ|二拠点生活は子どもの世界を広げてくれた
二拠点生活を始めてから5年。
振り返ると子どもたちは、
- 虫への対応力
- 自立心
- 挑戦する力
- 自然への感受性
- 危険察知能力
- 環境を感じる力
- 食を楽しむ力
- 家や庭を手入れする力
- 人をもてなす力
を少しずつ身につけてきました。
どれもテストの点数には表れない力ですが、これからの人生を豊かにしてくれる大切な経験だと思います。
また、味噌作りや梅仕事、干し柿作りといった季節の手仕事を通して、食べ物ができるまでの過程を知ることができました。
芝生づくりや草刈り、別荘の掃除を手伝う中で、家や自然を大切にする気持ちも育まれたように感じます。
さらに、友達を別荘へ招待し、自分たちで遊びの計画を立てる経験を通じて、相手のことを考えながら行動する力も身についてきました。
もし今、「二拠点生活は子どもにとって本当に意味があるのだろうか」と迷っている方がいるなら、
一度短期間でも自然豊かな地域で暮らしてみることをおすすめします。
子どもの成長は意外なところに現れます。
虫を怖がらなくなったことかもしれませんし、自分で荷造りができるようになったことかもしれません。
あるいは、空を見上げて流れ星に感動したり、「空気がおいしいね」とつぶやいたりすることかもしれません。
そして何より、その変化を発見することが親にとっても大きな喜びになるはずです。
もしこれから別荘や二拠点生活を検討するなら、
まずは「どこに買うか」を決める前に、
実際にいくつかのエリアに泊まってみることをおすすめします。
いきなり購入ではなく、
ふるさと納税の宿泊券などを使って「拠点生活」を体験してみると、
- 通いやすさ
- 過ごしやすさ
- 家族との相性
がリアルに見えてきます。
実は変わったのは子どもたちだけではありません。
二拠点生活5年で私自身に起きた変化については、今度の記事でご紹介します。
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