東京では終わったアジサイが、那須ではこれから満開

田舎の生活

こんにちは!Morikaです。
東京と那須で、Duallife(二拠点生活)を始めて6年目。
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6月下旬、東京ではアジサイが少しずつ色あせ始め、「今年も終わりだな」と感じる頃。

ところが那須へ行くと、景色はまるで別世界です。
まだつぼみの株もあれば、これから一気に花開こうとしている株もあります。

そして7月になる頃には、別荘の庭いっぱいにアジサイが咲き誇ります。
東京では梅雨の終わりを感じる花が、那須ではこれから主役になる。

二拠点生活を始めてから、この季節の違いを毎年楽しみにするようになりました。
同じ日本なのに、こんなにも季節が違う。

この不思議な感覚こそ、二拠点生活ならではの贅沢なのかもしれません。


東京で見頃を逃してしまっても、那須ならもう一度アジサイを楽しめるかもしれません。
7月の那須は、東京より少し涼しい季節となります。
せっかく訪れるなら、
温泉に入りながら一泊して、朝と夕方で違う表情のアジサイを楽しむのもおすすめです。

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また、ふるさと納税の宿泊券を利用すれば、旅行代を抑えながら那須を満喫できるので、旅行を計画している方はぜひチェックしてみてください。


東京より約5℃低い那須だから季節もゆっくり進む

那須のお家は標高が高く、夏でも東京より気温が約5℃低い日が多くあります。
たった5℃と思うかもしれません。

しかし植物にとって5℃はとても大きな差です。

春に芽吹くタイミング。
花芽を作る時期。
そして開花するタイミング。

すべてが少しずつ後ろへずれていきます。

その結果、東京より約2週間から1か月ほど遅れてアジサイが満開になるのです。

私たち家族も毎年、東京でアジサイを楽しみ、
そして那須で「もう一度アジサイの季節」を楽しんでいます。

実は、二拠点生活で二度楽しめるのはアジサイだけではありません。

春は桜、秋は紅葉も、東京より少し遅れて那須で見頃を迎えます。
一年の中で、同じ季節をもう一度味わえる。

これは旅行ではなかなか体験できません。
二拠点生活だからこそ味わえる、小さな贅沢です。

ただし、良いことばかりではありません。
ちなみに、花粉のシーズンもほぼ2回やってきます。
花粉症の方は、そこだけは少し覚悟しておいた方がいいかもしれません。

我が家では、東京で花粉が落ち着いたと思ったら、
那須でまた花粉シーズンが始まることもあります。
花を2回楽しめるのはうれしい反面、花粉だけは「1回で十分」と毎年思っています。(笑

アジサイには、ほとんどの人が知らない秘密がある!?

実は、私も最近まで知りませんでした。
アジサイには、見た目だけでは分からない驚きの秘密があります。

  • なぜ青やピンクに色が変わるのか。
  • 白いアジサイだけ色が変わらない理由。
  • 花びらだと思っている部分の正体。
  • 西洋アジサイは実は日本生まれだったこと。

知れば知るほど、アジサイを見る目が変わります。

アジサイは土だけで色が変わるわけではない

アジサイは「土が酸性なら青、アルカリ性ならピンクになる」と聞いたことがある方も多いと思います。

もちろん、それは正解です。
でも、実はそれだけではありません。

色が変わるためには、もう一つ欠かせない条件があります。
それがアルミニウムです。

アジサイは土の中にあるアルミニウムを根から吸収します。
酸性の土ではアルミニウムが溶けやすくなり、植物が吸収しやすくなります。
すると花の色素であるアントシアニンと反応し、美しい青色になります。
反対にアルカリ性の土ではアルミニウムを吸収しにくいため、赤やピンクの色が残ります。

つまり、
青いアジサイ=酸性の土+アルミニウム
ピンクのアジサイ=アルカリ性の土でアルミニウムを吸収しにくい状態
という仕組みなのです。

そのため、園芸では土を調整して色を変えることもできます。
同じ品種でも植える場所によって違う色になることがあるのは、この化学反応のおかげです。
毎年少しずつ色合いが変わるのも、自然ならではの楽しみですね。

実際に色を変えたいなら何を土に入れる?

「じゃあ実際には何を入れたら色が変わるの?」
そう思った方も多いのではないでしょうか。
実は、園芸では土壌の酸度を調整することで、アジサイの色をある程度コントロールできます。

青いアジサイにしたい場合

  • アジサイ専用の青色調整剤
  • ピートモス
  • 硫酸アルミニウムを含む園芸資材

これらを使うことで土が酸性に近づき、アルミニウムを吸収しやすくなります。

ピンクのアジサイにしたい場合

  • 苦土石灰
  • 消石灰
  • 木灰

これらは土をアルカリ性に近づけるため、ピンク色になりやすくなります。

また、昔から「卵の殻を土に混ぜるとピンクになりやすい」と言われています。

卵の殻にはカルシウムが多く含まれているため、
時間をかけて分解されることで土をアルカリ性に近づける可能性があります。

ただし、卵の殻だけですぐに色が変わるわけではありません。

効果が出るまでには時間がかかり、
土質や品種によっても結果は変わります。

手軽に色を調整したいなら、
園芸店で販売されているアジサイ専用の土や色調整剤を使うのが一番確実です。



白いアナベルだけは、なぜ色が変わらないの?

我が家の別荘にも、白く咲くアジサイがあります。

最初は、
「白いアジサイも青くできるのかな?」
と思っていました。

しかし調べてみると、答えはできません。

その理由は、とてもシンプルです。

白いアジサイには、色を作るアントシアニンそのものがありません。

つまり、青やピンクになるための材料を、生まれつき持っていないのです。
土が酸性でもアルカリ性でも、色が変わることはありません。

だから白いアジサイは、毎年変わらず真っ白な姿を見せてくれます。

剪定方法も普通のアジサイとは違います。

一般的な青やピンクのアジサイは、前年の枝の先に翌年の花芽を作ります。
そのため冬に切りすぎると、翌年花が咲かなくなることがあります。
一方でアナベルは、春に伸びた新しい枝に花を付ける品種です。

冬に思い切って剪定しても、夏には元気に花を咲かせます。
初心者にも育てやすい理由は、ここにあります。

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西洋アジサイは「留学してパーマをかけて帰ってきた日本人」だった

私が一番驚いたのは、この話です。

私たちが公園や庭でよく見かける、こんもりと丸い西洋アジサイ。
名前だけ聞くと、
「ヨーロッパ生まれの花なんだろうな。」
と思ってしまいますよね。

ところが、実は違います。

西洋アジサイの祖先は、日本に昔から自生していたガクアジサイです。

ガクアジサイ

江戸時代、日本からヨーロッパへ渡り、現地でさまざまな品種改良が行われました。
「もっと花を大きく。」
「もっと丸く。」
「もっと華やかに。」
そんな改良が重ねられ、現在の西洋アジサイが誕生しました。

そして年月を経て、日本へ戻ってきたのです。
まさに逆輸入された花でした。

この話を知ってから、私は西洋アジサイを見るたびに、ある光景が頭に浮かぶようになりました。
それは、海外へ留学し、おしゃれになって帰ってきた友人です。

「久しぶり!」
と声をかけたら、雰囲気がすっかり変わっていて驚く。
でも、話してみると中身は昔と変わらない。

西洋アジサイも、それと少し似ている気がします。
日本で生まれ、海外で磨かれ、また日本へ帰ってきた花。
私は勝手に「留学してパーマをかけて帰ってきた日本人みたいだな」と思っています。

そんな歴史を知ってからは、公園や庭で西洋アジサイを見かけるたびに、
「おかえり」と声をかけたくなります。


花びらだと思っていた部分は、実は花ではありません

もう一つ、驚いたことがあります。

私たちが「花びら」と思っている大きな部分。
実は花ではなく「ガク」です。

本当の花は、その中心にある小さな粒のような部分。

よく見ると、小さな花びらや雄しべが付いています。
大きなガクは、虫を呼び寄せるための看板のような役割です。

「ここに花がありますよ。」
とアピールするために、大きく目立つ姿へ進化しました。

こうして見ると、アジサイは一つの花ではなく、
小さな花がたくさん集まってできている植物だと分かります。

知識を知ってから庭を見ると、今までとは違う景色に見えてきます。

子どもたちにも、
「本当の花はどこかな?」
と一緒に探してみると、とても盛り上がります。

植物観察が、ちょっとした宝探しになる瞬間です。

前の住人が残してくれた「宝物」

私たちの別荘には、
前のオーナーさんが植えた西洋アジサイがたくさん残っています。

最初は「きれいだな」くらいにしか思っていませんでした。
ところが、アジサイが大好きな友人にその話をすると、思いがけない反応が返ってきました。

「えっ、それってすごく贅沢だよ!」
「アジサイって花屋で買うと結構高いんだよ。
それを庭から好きなだけ切って飾れるなんて、本当にうらやましい。」

その一言を聞いて、私は初めて庭のアジサイの価値に気付きました。

庭仕事をしていると、

「あ、今年も咲いてくれた。」
そんな気持ちになります。
木や花は、家よりも長くその場所で暮らしています。

だからこそ、前の住人から受け継いだ贈り物のようにも感じます。
別荘は建物だけを引き継ぐものではありません。
庭に植えられた植物や、その土地で流れる季節も一緒に受け継いでいるのです。


東京へ持ち帰るアジサイは「思い出」も一緒に運んでくれる

那須でアジサイが満開になると、毎回たくさん切って東京へ持ち帰ります。

庭にはたくさん咲いているので、一番大きく咲いた花、一番きれいな色の花から選んで切るのが、毎年の楽しみです。

花屋さんなら何本も買うのをためらってしまうようなボリュームですが、自分たちの庭で咲いた花だからこそ、季節を思い切り楽しめます。

リビングに飾ると、不思議と那須の空気まで一緒に運ばれてきたような気持ちになります。

薪ストーブのある別荘。
鳥の声で目覚めた朝。
庭で遊ぶ子どもたち。
ゆっくり流れた時間。

花を見るたびに、その週末の思い出がよみがえります。
私はこの時間がとても好きです。

そして時には、近所の友人や家族へおすそ分けすることもあります。
「きれいだね。」
その一言だけでも十分うれしいものです。

花には、人を笑顔にする力があります。
高価なプレゼントではありません。

それでも庭で咲いた花には、市販の花束とは少し違う温かさがあります。
だから毎年、「今年も持って帰ろう」と思うのです。

一般的に、アジサイの切り花は適切に水揚げをしても5日から10日ほど楽しめるといわれています。
ところが、我が家では毎年もっと長く楽しめています。

那須の庭で朝に切ったアジサイを、
その日のうちに東京へ持ち帰るため、とても新鮮な状態で飾れるからか、
2週間以上きれいな状態を保つことも珍しくありません。

もちろん、切り戻しをしたり、水をこまめに替えたりといったお手入れもしていますが、
「庭で咲いた花をすぐに飾れる」というのは大きな魅力だと感じています。

花屋さんで購入した切り花とは流通の時間がほとんどないので、
その新鮮さも長持ちする理由の一つなのかもしれません。

持ち帰る前に気を付けたいこと

一つだけ注意していることがあります。

それは虫です。

アジサイは葉が多く、花も大きいため、
小さなクモやアブラムシ、毛虫、カメムシなどが隠れていることがあります。
見た目はきれいでも、枝の裏や葉の陰に潜んでいることは珍しくありません。

そのまま車に積み込み、東京の家へ持ち帰ると、
思わぬお客様まで連れて帰ってしまうことがあります。

我が家では、東京へ持ち帰ったらすぐに部屋へ飾ることはしません。
まずはベランダに半日から1日ほど置いて様子を見るようにしています。
軽く枝を振ったり、葉の裏を確認したりするだけでも安心です。

ほんの少し手間をかけるだけで、
安心して室内に飾ることができます。

せっかくのきれいなアジサイですから、最後まで気持ちよく楽しみたいですね。


アジサイを長く楽しむなら、
切り花専用の延命剤があると、水が傷みにくくなり、美しい状態が長持ちします。

これから別荘や庭づくりを考えている方は、
初心者でも育てやすい白いアジサイの苗から始めるのもおすすめです。
毎年大きな白い花を咲かせてくれるので、庭の雰囲気がぐっと明るくなります。

私たちのように、花を東京へ持ち帰って楽しむ暮らしも、
きっと季節の楽しみの一つになります。



まとめ

今回は、東京では見頃を終えたアジサイが、
那須ではこれから満開を迎える理由や、アジサイに隠された秘密についてご紹介しました。

気温が約5℃違うだけで、季節は2週間から1か月もゆっくり進みます。

さらに、アジサイは土壌によって色が変わることや、白いアナベルだけは色が変わらないこと、西洋アジサイが日本からヨーロッパへ渡り、品種改良されて戻ってきた花であることなど、知れば知るほど奥深い植物です。

私にとってアジサイは、ただ季節を彩る花ではありません。

那須で過ごした時間や、家族との思い出を東京まで運んできてくれる、特別な存在です。

もしご自宅でアジサイを育ててみたい方は、初心者でも育てやすいアナベルや園芸用品をぜひチェックしてみてください。

そして、二拠点生活に興味がある方は、ぜひ関連記事もご覧ください。

我が家が別荘を購入した理由や、実際に住んで感じたメリット・デメリット、子どもたちの変化についても詳しく紹介しています。

きっと、あなたらしい暮らし方を考えるヒントになるはずです。

那須でアジサイを楽しむならおすすめスポット6選

東京では見頃を終えたアジサイも、那須では6月中旬から7月下旬にかけて楽しめます。標高が高く、東京より約5℃気温が低い那須では、季節が2週間から1か月ほどゆっくり進みます。

「今年はアジサイを見逃してしまった……」

そんな方でも、那須ならもう一度アジサイの季節を楽しめるかもしれません。

ここでは、我が家がおすすめするスポットをご紹介します。

1. 東那須野公園(峰山公園)

那須エリアでアジサイを楽しむなら、まず訪れたいのが東那須野公園(峰山公園)です。

園内には約20,000本ものアジサイが植えられ、東側の斜面はロイヤルブルーの花で埋め尽くされます。

頂上まで歩くと那須連山を一望でき、青いアジサイとの美しい景色を楽しめます。

見頃:6月中旬〜7月中旬

2. 那須街道「あじさい街道」

那須街道(県道17号線)の赤松林沿いには、約3kmにわたって約3,000株のアジサイが咲き誇ります。
ドライブしながら季節を感じられる、那須ならではの景色です。
車窓から眺めるだけでも十分きれいですが、時間があれば車を停めてゆっくり歩くのもおすすめです。

3. 烏ヶ森公園

山アジサイや西洋アジサイなど、約2,500株が咲く自然豊かな公園です。
池や日本庭園もあり、雨の日にはしっとりとした雰囲気が楽しめます。
梅雨の時期ならではのアジサイの美しさを味わいたい方におすすめです。

4. 那須野が原公園

家族連れに人気の広い公園で、遊具や芝生広場も充実しています。
園内では青や白、ピンクのアジサイが色鮮やかに咲き、小さなお子さんと一緒にゆっくり散策できます。
アジサイ観賞と公園遊びを一緒に楽しめるスポットです。

5. 道の駅 明治の森・黒磯

重要文化財「旧青木家那須別邸」の周辺では、歴史ある建物とアジサイの美しい景色を楽しめます。
ドライブの休憩に立ち寄りながら、ゆっくり散策するのにぴったりの場所です。

6. 那須フラワーワールド

四季折々の花が楽しめる人気スポットです。
アジサイだけでなく、その時期ならではの花々と那須連山の絶景を一緒に楽しめます。
写真撮影が好きな方や、ご家族でのお出かけにもおすすめです。

東京で終わった季節を、那須でもう一度楽しんでみませんか?

東京では見頃を終えたアジサイも、那須ではこれから満開を迎えることがあります。
私たち家族も毎年、東京で季節を楽しみ、那須でもう一度同じ季節を味わっています。

桜、アジサイ、紅葉。
同じ季節を一年に二度楽しめるのは、那須ならではの魅力です。

もし「今年はアジサイを見逃してしまった」「涼しい那須でゆっくり過ごしたい」と思ったら、この機会に那須旅行を計画してみてはいかがでしょうか。

宿泊予約は、ポイントが貯まる楽天トラベルじゃらんがおすすめです。

また、旅行費を少しでも抑えたい方は、
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お得に那須のホテルや旅館に泊まれる場合があります。

ぜひ、東京より少し遅れてやってくる那須の季節を体験してみてください。

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