こんにちは!Morikaです。
東京と那須で、Duallife(二拠点生活)を始めて6年目。
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「二拠点生活に興味はあるけれど、何から始めればいいのか分からない」
最近、そんな質問をいただくことがありました。
SNSやYouTubeで二拠点生活を見て憧れるものの、
・どこから始めるの?
・いきなり物件を探していいの?
・お金はいくら必要?
・本当に続けられるの?
と不安になる方も多いと思います。
実は私たちも全く同じでした。
今でこそ那須との二拠点生活を5年以上続けていますが、
最初は右も左も分かりませんでした。
前回の記事では、
コロナ禍をきっかけに二拠点生活に興味を持った経緯を書きました。
中古別荘が400万円台!?田舎暮らしに憧れるママが行動したきっかけ
今回はその続きとして、
実際に私たちがどのように二拠点生活への第一歩を踏み出したのか
についてお話しします。
最初は物件見学のために「調べること」
二拠点生活に興味を持った当初、
まず始めたのは情報収集でした。
本を読む。
ネットの記事を読む。
実際に二拠点生活をしている人のブログを読む。
中古別荘の物件サイトを見る。
気付けば毎晩のように調べていました。
当時はまだコロナ禍。
仕事は強制在宅勤務になり、子どもたちは学校へ行けません。
家族全員が家にいる生活です。
そんな中で、
「いつかこんな暮らしができたらいいな」
と妄想しながら物件を見ることが、唯一の楽しみになっていました。
実際に見ていたサイト↓

STEP1 家族みんなの理想を書き出す
最初にやったことは、
どんな二拠点生活をしたいのか
を考えることでした。
これは本当に重要です。
なぜなら、人によって理想が全く違うからです。
海の近くがいい人もいます。
山の中が好きな人もいます。
移住したい人もいます。
週末だけ使いたい人もいます。
我が家の場合は、
・自然が多い
・子どもが遊べる
・東京から通える
・庭がある
・薪ストーブがある
・温泉がある
・夏が涼しい
という条件が出てきました。
特に夏の涼しさは大切な条件でした。
東京の暑さから離れ、エアコンに頼りすぎずに過ごせる場所が欲しかったからです。
ただ、調べていくうちに気付いたことがありました。
夏が涼しいということは、冬は寒いということです。
理想の条件が見えてくると、今度は新しい不安も見えてきます。
まずは家族と会話をしてみて、
「どんな暮らしがしたいか」
を書き出すことをおすすめします。
STEP2 不安を書き出して対策を考える
理想の暮らしを考えるのは楽しい時間です。
一方で、二拠点生活に興味を持つほど、不安もたくさん出てきます。
私たちもそうでした。
- 本当に続けられるのだろうか
- 数年後に飽きないだろうか
- お金は大丈夫だろうか
- カビや湿気は大丈夫だろうか
- 冬の寒さに耐えられるだろうか
- 子どもたちは楽しんでくれるだろうか
考え始めると、不安はいくらでも出てきます。
でも、これは決して悪いことではありません。
実は、人間は昔から危険を予測することで生き延びてきました。
大昔の人類にとって、物音がした時に
「ただの風だろう」
と考えるより、
「猛獣かもしれない」
と警戒する方が生存率は高かったのです。
そのため私たちの脳には、楽しい未来よりも先にリスクや不安を考える仕組みが備わっているらしいです。
つまり、
二拠点生活を考えた時に不安になるのは、ごく自然なことです。
むしろ真剣に考えている証拠とも言えます。
私自身も最初は、
「こんなこと本当にできるのかな」
という気持ちの方が大きかったと思います。
だからこそおすすめしたいのが、不安を書き出すことです。
頭の中だけで考えていると、不安はどんどん膨らみます。
しかし紙に書いてみると、
「それは対策できそう」
「意外と大きな問題ではないかも」
と冷静に考えられるようになります。
私たちも思いつく不安を一つずつ書き出し、対策を考えていきました。
例えば、
- 寒そう
- カビが心配
- 飽きるかもしれない
という不安がありました。
そこで、
寒さ対策
私たちが不安に感じていたことの一つが冬の寒さでした。
夏が涼しい場所は、冬が寒いということです。
そこで候補エリアの気候を調べてみることにしました。
過去の天気データを確認し、
・夏の最高気温
・冬の最低気温
・積雪の有無
などを比較しました。
さらに標高についても調べました。
一般的に標高が100メートル上がると気温は約0.6度下がると言われています。
つまり標高が600メートル高くなると、平地より約3.6度低くなります。
同じ地域でも標高によって体感は大きく変わることが分かりました。
次に調べたのが暖房方法です。
エアコン、石油ストーブ、薪ストーブ。
それぞれの特徴やメリット、デメリットを調べていくうちに、
私はすっかり薪ストーブの魅力に惹かれてしまいました。
部屋全体を包み込むような暖かさ。
炎を眺めながら過ごす時間。
家族で薪をくべる暮らし。
寒さへの対策を調べていたはずなのに、
いつの間にか薪ストーブそのものが憧れになっていました。
その結果、
「薪ストーブ付きの物件」
が希望条件の一つに加わったのです。
薪ストーブについては実際に使ってみて分かったこともたくさんあるので、
詳しくは別の記事で紹介したいと思います。
カビ対策
もう一つ大きな不安だったのがカビです。
二拠点生活や別荘購入について調べると、
「後悔した理由」としてよく出てくるのがカビでした。
実際に物件見学へ行くと、ドアを開けた瞬間にカビの匂いがする物件もありました。
特に二拠点生活では毎日換気ができません。
そのため、購入前からカビ対策も調べていました。
我が家が考えた対策は、
・床下乾燥機の設置
・ダイキンの「カライエ」など除湿設備の導入
・自動フィルター掃除機能の空気清浄機
です。
導入費用も事前に調べ、リフォーム予算の中に組み込むことにしました。
不安をなくすことはできませんが、
「対策費用も含めて考える」
ことで安心して物件探しを進めることができました。
カビ対策については実際に導入した設備や効果も含めて、別の記事で詳しく紹介しています。
飽きる対策
子どもが遊べる場所が多いエリアを選ぶ
友人を呼べる間取りを意識する
というように、一つずつ対策を考えました。
もちろん全ての不安がなくなったわけではありません。
それでも、不安を見える化することで、
「なんとなく怖い」から「ここを確認すれば大丈夫」に変わっていったのです。
今振り返ると、この作業が二拠点生活の始まりにおける大切なステップだったと思います。
STEP3 エリアを絞る
理想と不安対策が決まると、候補地が絞られてきます。
我が家の場合は那須でした。
理由は、
・東京から通いやすい
・自然が豊か
・温泉がある
・子ども向け施設が多い
・冬も比較的過ごしやすい
からです。
ただし、最初から一つに絞れなくても問題ありません。
実際に見学してから決める人も多いです。
STEP4 ネットで気になる物件を集める
ここからが楽しい時間です。
毎日のように物件サイトを見ていました。
おすすめは、
・別荘リゾートネット
・いなかも家探し
・アットホーム
です。
実際に購入しなくても、
「もし住むならどこかな」
と考えるだけでも楽しいです。
多分、100件以上見たと思います。
その中から気になる物件を保存していました。
私たちも、
・理想の暮らしを考える
・不安やリスクを書き出す
・エリアを検討する
・物件を探す
を何度も繰り返しました。
そして実際に現地見学へ行くと、新たな気付きがたくさんあります。
例えば、
・思ったより寒い
・道路が狭い
・スーパーが遠い
・カビの臭いが気になる
・冬の凍結が心配
など、ネットでは分からないことも見えてきます。
すると再び、
「本当に欲しい条件は何か」
「このリスクは許容できるか」
を考え直すことになります。
私たちの場合、この繰り返しによって
理想の二拠点生活のイメージが少しずつ具体的になっていきました。
STEP5 実際に見学へ行く
2020年。
緊急事態宣言が解除された後、初めて那須へ見学に行きました。
夫には、
「買うかどうかは置いておいて、気分転換に見に行こう」
と誘いました。
すると意外にもOK。
これが二拠点生活への本当の第一歩でした。
予算は400万円。
300万円から500万円の中古別荘を中心に見学しました。
そして現実を知ります。
ネット写真だけでは分からない現実
実際に見て驚いたのは、
写真と現実が全然違うことでした。
例えば、
・屋根からの水漏れ
・玄関ドアの破損
・配管のサビ
・部屋中のカビ臭
・埃っぽい室内
などです。
写真では見えない部分がたくさんあります。
逆に、
写真では普通だったのに現地で気に入る物件もありました。
だからこそ見学は大切です。
200万円の物件に心が動いた話
その時見た物件の中に、200万円の別荘がありました。
夫が気に入った理由は、
銭湯のような大きなお風呂。
しかも100%源泉かけ流し温泉付きです。
さらに交渉した結果、
「本当に買うなら100万円でもいい」
という話まで出てきました。
こんなお得な物件は手に入れたいと思い、
早速リフォームの見積もりをしてみました。
400万かかっても合わせて500万です。
そして、400万かけたら、かなりいい仕上げになるではないかと喜んでいました。
しかしリフォーム会社からの回答は現実は違いました。
最低限のリフォームだけでも800万円以上。
長年使っていないので、もし配管に問題があればさらに高額。
結果的に断念しました。
この経験から学んだのは、
物件価格だけで判断してはいけない
ということです。
STEP6 同じエリアで集中して見る
その後も那須へ通い続けました。
一度の見学で3〜4件。
近い条件の物件をまとめて見ます。
不動産会社にも、
「似た物件があれば教えてください」
とお願いしていました。
すると効率がとても良くなります。
現地へ行って見学すると、
これはあり
これはなし
がすぐ分かるようになります。
STEP7 納得できる物件に出会うまで待つ
私たちは約1年間見学しました。
見た物件は10件以上。
そしてようやく、
「これだ」
と思う物件に出会いました。



温泉付き。
薪ストーブ付き。
広い庭。
吹き抜け。
ログハウス風の室内。
前のオーナーさんも丁寧に使っていました。
ただ一つ問題がありました。
予算オーバーだったのです。
ここから、
「本当に購入するのか」
という大きな決断が始まります。
決断へ葛藤と決断の理由は↓
二拠点生活で失敗しないための6つのポイント
約1年間、10件以上の物件を見学した中で感じたことがあります。
それは、二拠点生活は物件選びよりも「暮らし方選び」が大切だということです。
私が感じた失敗しないポイントを6つ紹介します。
① 物件より先に理想の暮らしを決める
物件から探し始めると迷子になります。
まずは、
・どんな休日を過ごしたいか
・家族で何をしたいか
・どのくらいの頻度で通うか
を決めることが大切です。
② 不安は全部書き出して対策を考える
我が家の場合、
・寒い
・カビ
・飽きる
が心配でした。
不安を書き出すと、必要な条件も見えてきます。
③できるだけ先にエリアを絞る
物件探しを始めると、つい建物の条件ばかりに目が行きがちです。
しかし、実際に二拠点生活をする上で重要なのはエリア選びです。
私たちも最初から那須に決めていたわけではありません。
伊豆や軽井沢など、さまざまな候補地について調べながら、
・東京からのアクセス
・自然環境
・子どもが遊べる場所
・温泉の有無
・物件の値段(予算)
などを比較していました。
その中で少しずつ自分たちの理想の暮らしが明確になり、
候補エリアも絞られていきました。
エリアがある程度決まると、見学の効率は大きく上がります。
近いエリアの物件をまとめて見学できますし、不動産会社にも希望条件を伝えやすくなります。
私たちも1回の見学で3〜4件の物件をまとめて見学していました。
エリア選びについては、
それだけで1記事書けるくらい大切なテーマなので、詳しくは別の記事で紹介したいと思います。
④ 必ず現地見学する
ネットの写真だけでは判断できません。
実際に見ると、
・カビ臭い
・暗い
・道路が狭い
など初めて分かることがあります。
⑤ できれば四季を通して見る
これは別荘管理会社の方からいただいたアドバイスです。
夏は快適でも、冬は全く違います。
特に那須は標高によって雪や凍結の状況が大きく変わります。
⑥ 理想と現実を何度もすり合わせる
二拠点生活は、一度考えた条件で決まるものではありません。
実際に物件を見ると、新しい発見や不安が必ず出てきます。
私たちも約1年間、10件以上の物件を見学しながら、
- 理想の暮らし
- エリア
- 予算
- リスク対策
を何度も見直しました。
その結果として、本当に納得できる物件に出会うことができました。
まとめ|まずは物件を見に行ってみよう
二拠点生活の始め方を聞かれたら、私はこう答えます。
まずは理想の暮らしを考えて、実際に物件を見に行ってみること。
買う必要はありません。
契約する必要もありません。
見学だけでも十分価値があります。
写真では分からないことがたくさんあるからです。
私たちも最初は興味本位で物件を見に行っただけでした。
それが気付けば二拠点生活につながっていました。
まずは気になる地域へ旅行してみてください。
そして時間があれば、一度だけでも物件を見学してみることをおすすめします。
世界が少し変わって見えるかもしれません。
これから二拠点生活を始めたい方は、まず宿泊体験から始めるのもおすすめです。
我が家も那須へ何度も通いながら、本当に好きな場所かを確認しました。
もしこれから別荘や二拠点生活を検討するなら、
まずは「どこに買うか」を決める前に、
実際にいくつかのエリアに泊まってみることをおすすめします。
いきなり購入ではなく、
ふるさと納税の宿泊券などを使って「拠点生活」を体験してみると、
- 通いやすさ
- 過ごしやすさ
- 家族との相性
がリアルに見えてきます。
次の記事では、予算オーバーの物件を前にして、
私たちがなぜ購入を決断したのか、家族をどう説得したのかについて詳しくお話しします。
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