秋といえば、きのこの旬。
香り豊かで低カロリー、食物繊維もたっぷりのきのこは、食欲の秋にぴったりの食材です。
今回は、ストウブ鍋を使って作る「ニンニクオリーブきのこ焼き」をご紹介。
干してうま味を凝縮させたきのこに、オリーブオイルとニンニクの香りが広がる、ストウブで作る秋の作り置きおかずです。冷めても美味しく、朝食にもおすすめ。
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きのこは「実質ゼロカロリー」で栄養満点
「食欲の秋」はついつい食べ過ぎてしまいがち。
でも、そんな時こそきのこの出番です。
カロリーゼロではないものの、きのこは非常に低カロリー。
「実質ゼロカロリー食材」として、ダイエット中でも安心して食べられます。
さらにうれしいのは、ビタミンDや食物繊維が豊富なこと。
免疫力をサポートし、腸内環境を整えるので、季節の変わり目の体調管理にもぴったりです。

ストウブでじっくり蒸し焼きレシピ
材料
- お好みのきのこ 好きなだけ (えのき・しめじ・まいたけ・エリンギなど)
- にんにく 3〜4かけ
- オリーブオイル 大さじ2
- 塩・こしょう 適量
作り方
- 干したきのこをストウブ鍋に入れる
- みじん切りしたにんにくとオリーブオイルを加え、全体をやさしく混ぜる
- 鍋を中火にかけ、水蒸気が立ち始めたらフタをする
- 弱火で5分蒸し焼きにする
- バジルを入れて軽く混ぜ、火を止めて5分余熱で仕上げる
- 塩胡椒をかけ混ぜして完成





ストウブの厚い鉄鍋が、食材全体をやさしく包み込むように加熱してくれるので、きのこの旨みを逃さず閉じ込めます。
このときのポイントは、じっくり温めること。
きのこの旨味成分(グアニル酸)は、60〜70℃のあたりで最も引き出されるといわれています。
きのこを鍋に入れてから火をかけるのはその理由!
ちょっとしたコツ
きのこは「干す」ともっとおいしくなる
きのこをそのまま調理してもおいしいですが、我が家ではひと手間かけて「日向干し」します。
袋から出してほぐしたきのこをザルに広げ、半日ほど天日に当てるだけ。
このひと手間で、実は“栄養も旨みも倍増”します。
- 紫外線により、きのこに含まれるエルゴステロールがビタミンDに変化
- 水分が抜けて、旨み成分グアニル酸が凝縮
- 香りも風味も強くなり、味わい深くなる
洗わないのが鉄則!
市販のきのこは、風味や旨味が損なわれるため、基本的に洗わない方が良いんです。
衛生的な環境で栽培されているため、汚れも少なく、洗う必要がありません。
むしろ洗うと水っぽくなり、香りや栄養が逃げてしまうことも。
なんという手抜きの素晴らしい理由!
忙しい平日でも、袋を開けてすぐ調理できるのは嬉しいポイントです。
洗わないことで、旨味も栄養もまるごとキープ。時短にもなって一石三鳥です。
にんにくの香りを引き立てるコツ
きのこを炒めるときに欠かせないのが、にんにく。
にんにくは潰すと香りが一気に立ち、オイル全体に風味を移すことができます。
ただし、細胞が壊れる分、焦げやすくなるため注意が必要。
ストウブのような厚手の鍋なら、オリーブオイルを温めたあと弱火でじっくり加熱し、香りが立ったらすぐにきのこを加えるのがポイントです。
焦げずに香ばしい香りが広がり、仕上がりが格段にアップします。
塩は最後に!うま味を逃さないひと工夫
仕上げの段階で塩胡椒をかけるのがポイント。
最初や途中で入れてしまうと、塩分の作用できのこから水分が出てしまい、せっかくの旨味が流れてしまいます。
最後にさっとかけることで、きのこの食感はふっくら、香りはしっかり残り、味のバランスもぐっと整います。
バジルの香りで秋らしさと栄養をプラス
今回のきのこ焼きには、ベランダ菜園で育てたバジルをプラス。
いつもはバジルソース用に収穫していますが、秋になり、バジルがちょうど良い具合に育ったので、思い切ってきのこの作り置きに加えてみました。
香りのアクセントになるだけでなく、バジルにはビタミンCが豊富。
旨味たっぷりのきのこに、ビタミンCを含むバジルを組み合わせることで、
栄養バランスの整った一品になります。
オリーブオイルの香ばしさとバジルの爽やかな香りが重なり、
秋らしい深みのある味わいに仕上がります。

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作り置きとしても万能
できあがった「にんにくオリーブきのこ焼き」は、冷蔵庫で3〜4日保存可能。
パスタやオムレツ、炒飯、スープに入れるなど、アレンジも無限大です。
特におすすめは、
- トーストしたパンにのせてブルスケッタ風
- パスタと和えてオイルソース風
- 肉料理の付け合わせ
忙しい平日でも、ストックしておけば10分で「ちゃんとごはん」が完成します。
作り置きの楽しみは、次の日もおいしく食べられること。
せっかくうま味が凝縮したきのこを作ったら、保存容器にもこだわりたいですよね。
我が家では、ハリオの耐熱ガラス保存容器を愛用中です。
ストウブからそのまま移しても安心の耐熱仕様で、におい移りが少なく、冷蔵庫の中もすっきり整う。
さらに、食器洗い機OKで油汚れもスルッと落ちるのが本当に助かります。
電子レンジもそのまま使えるので、翌朝は「出して温めるだけ」。
ガラスの透明感で中身が見やすく、つくり置きの管理もぐんとラクになります。
おわりに|秋の常備菜で食卓を豊かに
秋の味覚は、手をかけすぎないのがちょうどいい。
自然の香りや食感をそのまま楽しむのが、季節を味わういちばんの贅沢です。
冷蔵庫に「にんにくオリーブきのこ焼き」があるだけで、
慌ただしい朝も、疲れた夜も、心に少し余裕が生まれます。
五感で味わう秋のごちそう。ストウブひとつで、きのこの香りが家中に広がる——
そんな作り置き、ぜひお試しください。
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