最近、スーパーで買い物をするたびに驚くことがあります。
それは、「なんでも高くなっている」こと。特に野菜。特に…トマト。
数年前までは、4つ入りのパックが200円前後で買えたはずなのに、最近では1個300円というトマトまで登場しています。しかもそれが、いつも行くスーパーの店頭に並んでいるのです。
1個300円のトマト。これってもはや、果物以上の高級食材ではないでしょうか。
我が家のように子どもが3人いて、家族5人で生活していると、日々の食費の変動は家計に直撃します。特に夏に向けて食卓に登場する回数が増えるトマト。たっぷり食べさせたいのに、これでは手が出しにくい。
そんな中、別荘のある那須で見つけた救世主が「道の駅のトマト」でした。
驚きの価格と鮮度!那須の道の駅で買えるトマトの魅力
那須には新鮮な地元野菜を取り扱う道の駅が複数ありますが、私たちがよく利用するのは「道の駅 那須高原友愛の森」や「道の駅 東山道伊王野」など。ここでは、地元農家さんが朝採りした新鮮な野菜が、びっくりするような価格で並びます。
中でもトマトは、1袋300円〜500円程度。内容量は4個以上大玉が入っていて、サイズも味も文句なし。
スーパーで見かける1個300円のトマトとは比べものにならないお得さです。
袋によっては中玉サイズが6〜7個入っていたり、ミニトマトがぎっしり詰まっていたり。とにかく種類が豊富で、見るだけでも楽しい。採れたてでみずみずしく、形も美しく、思わず「これが本当にこの値段でいいの?」と疑ってしまうほどです。
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40年間トマト嫌いだった夫がトマト好きに変わった理由
実は、うちの旦那さんは40年以上トマトが苦手でした。
味もにおいも、独特の青臭さも、全部がダメ。カプレーゼもサラダも、子どもに混じってトマトをよけていた人です。
そんな夫が、この那須の道の駅で買ったトマトをひと口食べて、目を丸くしました。
「…これ、トマト?甘い!全然クセがない。美味しいかも」
その後、何も言わずに道の駅を行く時に自らトマトを買い物かごへ
そこから旦那さんは、毎回トマトを自分で選び、冷蔵庫にストックするようになりました。今では「この品種が一番甘い」「今日は新しいのがあった」と、トマト談義までしてくるほどのトマト好きに。
40年間嫌いだったものが一変するほど、那須のトマトにはパワーがあるのです。
「王様トマト」とその中の人気品種たち
那須の道の駅には、単に「トマト」とだけ書かれたものだけでなく、品種名が明記されたものも多くあります。中でも特に目立つのが「王様トマト」というシリーズ。
王様トマトについて↓

「王様トマト」は、その名の通り、糖度が高く味のバランスもよく、まさにトマト界の王様的存在。その中でも特に人気なのが以下の3つの品種です。
ごほうび
我が家の圧倒的No.1人気がこの「ごほうび」。
名前の通り、食べるたびに「これはごほうびだね」と感じるほどの甘さとジューシーさ。酸味がほとんどなく、フルーツ感覚でパクパク食べられます。
生のまま食べるのが一番ですが、スライスして塩だけふるだけでも絶品。冷やしてそのまま出せば、立派なおやつにもなります。
れんげつ
ほんのりとした酸味がありながら、後味がすっきりしていて、食事との相性が抜群。例えばパスタやピザのトッピングにぴったり。火を通しても風味が残るので、加熱調理にもおすすめです。

かれん
最近登場したばかりの新品種で、見た目もかわいく、味も濃いめ。どちらかというと大人向けの深い味わいで、トマト好きにはたまらない品種。数量が限られているので、見かけたら即買いをおすすめします。

那須に来たらぜひ道の駅でトマトをチェック!
那須に訪れた際は、ぜひ道の駅に立ち寄ってみてください。
季節ごとの野菜が並ぶ中で、トマトは春から夏にかけて特に美味しい時期。新鮮で、かつ驚きの価格のトマトが手に入ります。
時には、「訳あり」としてさらにお得なトマトが並ぶことも。皮に少し傷があったり、サイズが不揃いだったりしますが、味はまったく問題ありません。
見つけたら必ず2〜3袋まとめて買って帰るのが、わが家の定番になっています。調理に使うなら見た目は気にならないですし、むしろ味が濃くて甘いことが多い印象です。

また、那須のトマトは驚くほど新鮮で、冷蔵庫で1週間以上持つのも魅力のひとつ。
東京のスーパーで買うトマトよりも日持ちするので、滞在中に多めに購入しておいて、帰ってからも楽しめるのがうれしいポイントです。
運がよければ、農家さんがその場にいて「今日採れたばっかりですよ」と声をかけてくれることもあります。
ちなみに我が家では、那須滞在中にトマトを買いだめして、東京の家に持ち帰ることも。常温で数日は持つので、お土産にもぴったりです。

まとめ:賢くおいしく、地元の恵みを暮らしに取り入れる
物価高が続く中、家計を守りながら美味しく健康的な食卓を維持するには、「どこで買うか」が重要です。
トマトひとつにしても、スーパーで買うのと道の駅で買うのとでは、価格も味も雲泥の差。
別荘生活やデュアルライフをしていると、こうした地域の恵みに日常的にアクセスできることが、何よりの贅沢だと感じます。
子どもたちも、トマトの品種ごとの違いを楽しみながら、「今日はどれにする?」と選ぶようになりました。まさか夫がトマトを語る日が来るとは思いませんでしたが、これも那須の道の駅のおかげです。
もし今、「トマト高すぎる!」「最近の野菜はなんか味が薄い」と感じている方がいれば、一度那須の道の駅を訪れてみてください。
一口でわかる「違い」に、きっと驚くはずです。
ごほうびトマトや訳ありトマトを自宅でも楽しみたい方には、通販もおすすめ。甘くてフルーツのような味わいが魅力です。
また、那須への旅行を計画中の方には、道の駅や農産物直売所が近い宿もおすすめ。

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