夏の思い出に!子どもと挑戦するカブトムシ・クワガタの飼育と捕まえ方

田舎の生活

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那須の別荘で迎えた初めての夏。夜、家族が寝静まったころ、窓の外から「パタパタ、パタパタ」と何かがぶつかる音が…。最初は大きな蛾かと思いました。実際、夏の別荘には“蛾の侵入事件”もよくある話。でも、あまりにも長時間続く音に気になって外を見に行ってみると――そこにいたのは、なんと立派なクワガタでした!

思わず捕まえてしまった私。急いで空いていた虫かごに入れ、翌朝、子どもたちに見せると大興奮!昆虫ゼリーがなかったので、急遽トマトを餌にしてみました。

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次々と集まる“夏の仲間たち”

それをきっかけに、毎晩のように虫たちが集まってくるように。ミヤマクワガタのオスとメス、コクワガタなど、珍しい昆虫たちが別荘にやって来るようになりました。

虫かごがどんどん満員になっていき、最終的には4つに分けて管理することに。

  • ミヤマクワガタの夫婦
  • カブトムシの夫婦
  • 他のミヤマクワガタ(オス)
  • 他のカブトムシ(オス)

種類や性別によって同居NGなこともあるので、それぞれの特性にあわせた飼い分けが大切です。

まさかの脱走事件!力強さに驚く

その夜、またしても「バタバタ」と虫かごの中から音が。まさか…と思って見てみると、カブトムシが虫かごから脱走!サイズが大きく、かなりの力持ちだったようです。なんとか部屋の中で見つけ出し、再度虫かごに戻しました。

昆虫観察の醍醐味|まさかの「交尾シーン」に感動

実はその夏、さらに驚きの体験がありました。なんとミヤマクワガタの夫婦が交尾している場面を目の前で見ることができたのです。

私は普段、どちらかというと虫が得意な方ではありません。むしろ、子どもがいなければ虫かごをのぞくことすらしていなかったかもしれません。それでも、自然の中で命をつなぐその姿を見た瞬間、不思議な感動に包まれました。

「これが、命をつなぐということか…」

そう感じずにはいられないほど、静かで尊い時間。昆虫にもそれぞれの営みがあり、小さな虫たちにもちゃんと「生きる意味」がある。そんなことを考えさせられる体験でした。

子どもたちも静かに見守りながら、「赤ちゃんできるかな」と目を輝かせていたのが印象的でした。

昆虫たちの個性に気づく|観察してわかったそれぞれの「暮らし方」

育てているうちに、カブトムシやクワガタにも性格や生活スタイルの違いがあることに気づいていきました。

特に印象的だったのが、巨大なカブトムシのオス。とにかく食欲旺盛で、昼も夜も昆虫ゼリーに顔を突っ込んで離れません。まるで「ここは俺のものだ!」と言わんばかりに、ゼリーをがっしり抱えて独占していました。

夜、ふと虫かごをのぞくと、頭をゼリーの中に突っ込んだまま寝ているような姿を見て、「窒息しないよね…?」と心配になってしまうほど。

一方、ミヤマクワガタの夫婦はとても仲がよく、いつも寄り添って行動していました。特にオスがメスをそっと抱くように上から重なっていたときは、「外敵から守っているのかな」と、まるで哺乳類のような優しさを感じてしまったほどです。

調べてみると、クワガタのオスは交尾後もしばらくメスを守る行動を取ることがあるようですが、あまりにもべったりすぎるとオスの体力が落ちてしまうこともあるのだとか。

実際、我が家でもしばらく一緒にしていた後、たまに別々の虫かごにして「お互いに休憩」する時間を作ったりしていました(笑)。

こんなふうに日々の観察の中で、昆虫たちの小さな行動にも意味があることに気づいていくと、「飼う」以上に「共に過ごす」楽しさを感じるようになっていきました。

虫かごの中のバトル!自然界の弱肉強食


夏のピークになると、虫かごはどんどん増えていきます。

気がつけば、我が家には大小合わせて4つの虫かご。カブトムシ夫婦、ミヤマクワガタ夫婦、コクワガタ、単独のオスたち…まるで昆虫のアパートのよう。

そんなある日、かごが足りなくなり、「まあ大丈夫だろう」と思って異なる種類のクワガタのオス2匹を同じかごに入れてみたのです。

するとその数分後、想像を超える“バトル”が始まりました。

大きなミヤマクワガタが、その立派なハサミを使って小さなクワガタを持ち上げ、まるで投げるように弾き飛ばしたのです。

その後も、小さなクワガタが一生懸命逃げ回るも、ミヤマクワガタのパワーに圧倒され、再び挟まれては投げられ、挟まれては投げられ…とても目を離せない光景でした。

慌てて2匹を別々の虫かごに分けてあげましたが、その一部始終は子どもたちだけでなく、虫にそこまで興味のなかった私にとっても衝撃的なものでした。

自然界の弱肉強食、生き残るための本能的な闘争。こんなにも野性味あふれる行動が、身近な昆虫の中にあるなんて…

別荘生活だからこそ間近で見られる命のリアル。飼育や観察を通じて、単なる「虫と遊ぶ」では終わらない、深い学びや気づきを感じる体験となりました。

飼育だけでなく、繁殖まで体験!

自然環境がよかったのか、なんと卵まで産んでくれたんです。秋になり、子どもたちと相談して、卵ごと虫たちを大自然に帰してあげることに。命の循環を感じられる体験になりました。

庭に”虫たちのカフェ”が現れた

別荘暮らし2年目の夏、思いがけない発見がありました。

庭の一角に立つ一本の木から、甘い蜜のような樹液がじんわりと出ていたのです。驚いたのは、その香りに誘われて昼間からさまざまな昆虫たちが集まってくることでした。

日中、ふと窓の外を見ると、そこにはクワガタやカブトムシがひっそりと木の周りに集まっている光景が。まるで“虫たちのカフェ”のようで、毎日どんな虫が来ているのか観察するのが家族の楽しみになりました。

「こんなに簡単に昆虫に出会えるなんて…」と感動する一方で、ある日、姿を現したのがオオスズメバチ

非常に攻撃性の強い昆虫で、体も大きく、羽音も迫力があります。実際にはその木に巣があるわけではありませんでしたが、蜜の匂いに誘われて遠方から飛んできたようでした

このままでは危険と判断し、地元の害虫駆除業者さんに相談。最終的には、子供達の安全を第一に、その木を伐採することにしました。

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自然とのふれあいには感動や喜びがある一方で、こうした想定外のリスクにも向き合う必要があると実感した出来事でした。

今では、その場所に果樹の苗木を植え、新しい命の育ちを見守りながら、再び家族で安全に自然を楽しんでいます。

カブトムシ・クワガタの捕まえ方と時期

捕獲におすすめの時期と時間帯

  • クワガタ:5月~10月、特に6〜7月が最盛期
  • カブトムシ:6月中旬~8月下旬、7月中旬〜8月中旬がピーク
  • 時間帯:夜(19時〜深夜)、または早朝(4〜6時)

晴れた日の夜や、蒸し暑い雨上がりの夜は特に活発になります。灯火(街灯・自販機の光)や、樹液の出ている木(クヌギ・コナラなど)を探してみてください。

採集の注意点

  • 必ず懐中電灯・軍手・虫かごを持参
  • 木の皮をはがしたり、草を無理に抜いたりしない
  • 捕まえた後は、生息地に返すという選択肢も大切
  • 虫除けいスプレーや、長袖長ズボンで全身防備

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クワガタ・カブトムシの中には外来種指定されている種類もあるため、正しい知識を得るためにおすすめ↓

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昆虫の餌|代用品でも飼育はできる?

クワガタの餌 代用

基本は昆虫ゼリーですが、以下のようなもので代用できます。

  • バナナ(特に熟したもの)
  • リンゴ、スイカ、トマト
  • スポーツドリンクやオレンジジュースを染み込ませたティッシュ

※果物は腐りやすいので毎日取り換えが必要です。

カブトムシの餌 代用

こちらも昆虫ゼリーがベストですが、バナナや乳酸飲料なども代用できます。

  • バナナ(傷みにくくおすすめ)
  • 乳酸飲料・ヨーグルトを染み込ませたスポンジ
  • リンゴやトウモロコシ、スイカもOK

※水分の多い食材は下痢の原因になるので注意。
※腐った餌は必ず取り換えを!

捕獲したあとのポイント

  • 複数飼育時は、エサ切れ・喧嘩防止に注意
  • 転倒しやすいので、昆虫マット、エサ台や枝を配置
  • 飼育ケースは風通しの良い日陰に置く
  • 乾燥しないように毎日スプレーで水をかける
  • 幼虫が生まれた場合は、腐葉土と朽ち木が必要

虫かご満員!それでも来てくれる虫たち

夏の終わりには、「満員だよ~」と言いながら、やってくる虫たちを見送るというちょっとした日課ができました。虫好きな友人にはとても羨ましがられるほど、贅沢な自然とのふれあいが続きました。

最初は「クワガタ」としか思っていなかったのに、子どもたちは見つけた昆虫の名前を知りたがって、毎日ネットで検索していました。あまりに盛り上がるので、ついに図鑑を一冊購入。

我が家が選んだのは【学研の図鑑LIVE】シリーズの「昆虫」。

写真が大きくて、ARアプリと連動して動く昆虫も見られるから、子どもたちは夢中。名前だけでなく生態や特徴もわかるので、夏休みの自由研究にもぴったりでした。

子どもと一緒に楽しむ夏の学び

クワガタと出会った最初の夜。

子どもたちは、その大きさとバタバタという羽音にびっくりして、最初は怖がっていました

でも、日を追うごとに少しずつ興味を持ちはじめ、気がつけば「もう1匹いたよ!」「こっちのほうが強そう!」と、観察に出かけるように。

虫かごの中のカブトムシやクワガタには、それぞれ名前をつけて愛着を持ち、4つの虫かごは姉妹でそれぞれが担当制に。

朝になると餌をチェックし、夜にはシュッと霧吹きでスプレーをかけて「今日も元気だね」と声をかける毎日でした。

やがて季節が秋へと移ろう頃、子どもたちの中で自然と「そろそろ森に帰してあげようか」という声が上がりました。

「この子たち、自然の中がやっぱり一番だよね」

そんな会話とともに、最後は自分たちの手で、育てた虫たちを大自然へと送り返しました

ただの観察対象だった昆虫が、ひと夏のあいだに“命を預かる存在”へと変わっていく。

そんな子どもたちの優しさと成長を感じた、忘れられない夏になりました。

別荘という自然豊かな場所にいると、こうした“自然との出会い”が思いがけず訪れます。飼うだけではなく、観察する・名前を調べる・生活の中で命の大切さを学ぶ…そんな夏の時間は、都市部ではなかなか体験できない特別なものです。

まとめ:別荘ライフならではの、贅沢な昆虫体験を!

  • 夏の夜は、カブトムシやクワガタが自然とやってくる
  • 時期・時間・場所を押さえれば捕獲も可能
  • 飼育も比較的手軽、子どもとの思い出づくりに最適
  • 最後は自然に返してあげることで、命の循環も体験できる

今年の夏、あなたの別荘にも「パタパタ」と訪問者がやってくるかもしれませんよ。

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