1年間別荘で暮らしてみると、四季の特徴が驚くほど鮮明に分かれていることに気づきました。特に湿度の変化は大きく、時計選びにも影響を与えることがあります。今回は、湿気と四季に合わせた別荘での壁掛け時計選びについてお話しします。
まず、別荘で最初に購入したのは電波式の針の壁掛け時計でした。別荘にはあまり頻繁に来ないため、安いものを選んだのですが、すぐに動かなくなりました。原因は、電波がうまく受信できなかったこと。山奥では電波が弱い場所もあり、安価な電波時計では受信が難しい場合があるようです。その後、湿気の影響も受けて、針を動かす「芯」の部分が錆びつき、結局、針が動かなくなってしまいました。

この経験から、湿気の多い環境では**アナログ時計よりもデジタル時計**が圧倒的におすすめです。デジタル時計は湿気に強く、錆の心配が少ないので長く使えます。

湿気と四季の影響
特に、梅雨から木の葉が落ちるまでの期間は、湿度が非常に高く、ほぼ毎日80%以上の湿度が続きます。雨の日には100%近くになることもありました。別荘の周りには木々が囲むように立ち並び、日中はしっかりと陰を作ってくれるため、夏でも外は涼しいです。ただ、室内は窓を開けても風がほとんど通らないため、蒸し暑さが残ります。
コロナ禍の頃は、夏でも気温が低く、非常に過ごしやすかったのですが、最近は夏の気温が異常に高くなり、別荘でもエアコンが必須になっています。しかし、外に出ると、風が吹いていて涼しさを感じます。特に森の木々の下では、**マイナスイオン**の効果で、爽快感や静けさ、そして空気の清浄さが際立ちます。まるで自然に抱かれているような感覚で、日中はずっとウッドデッキで本を読んで過ごすことができるほど。心地よくて、時間がゆっくり流れていくのを感じます。
湿気対策の工夫
湿気対策としては、我が家ではダイキンの「カライエ」を導入しています。これが本当に優秀で、私たちがいない間も部屋の湿度を60%以下に保ってくれるので、カビの発生や湿気による時計のトラブルがなくなりました。特に、湿度が高い時期でも部屋が快適に保たれているので、他の家具や家電製品も長持ちしています。
まとめ
別荘での壁掛け時計は、四季の湿度や電波状況に合わせた選び方が大切です。湿気の多い環境ではデジタル時計が適しており、湿度管理をしっかり行えば、快適な別荘生活を維持できます。また、電波時計を選ぶ際は、山奥など電波の受信状況が悪いことを考慮し、性能の良いものを選びましょう。時計ひとつにしても、別荘ならではの工夫が必要ですが、その分自然の中での暮らしを楽しむ価値があると感じています。
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